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睡眠時無呼吸外来とは、睡眠中に無呼吸状態となることで様々な症状を引きおこし、日常生活に支障をきたす睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者を対象にした外来です。全国に400~500万以上の患者がいるといわれており(参考:「日本職業・災害医学会会誌」)、知名度も高いため、一度は勤務してみたいと興味をもった看護師の方もいる事でしょう。

内科や呼吸器内科、耳鼻咽喉科に併設されていたり、睡眠時無呼吸外来として単独で診療していたりと、病院内だけでなくクリニックでも診療しています。外来勤務ですし、それほど体力を必要としない職場ですので、看護師の求人が出ると、すぐに締め切られてしまう人気の高い案件です。

★睡眠時無呼吸外来の看護師の業務内容は?

睡眠時無呼吸外来の看護師の業務としては、まず、問診が必要です。睡眠時無呼吸症候群の原因の多くは肥満です。食事や運動など生活全般についての問診をします。次に、症状を詳しく聞きます。患者さまは働き盛りの世代の男性に多いです。「日中の作業効率が悪い」「朝起床時、頭痛がある」等、この疾患特有の症状の有無の確認が必要です。また、すでに合併症を抱えている患者さまもいるかもしれません。この病気により糖尿病や高血圧を合併することがありますから、病歴の問診もその後の治療に必要な情報源となります。

確定診断されるまでには、検査は不可欠です。入院しての検査と自宅での簡易検査があります。その必要性を説明し、確実に実施されるように促します。看護師は、その機器の取り扱いを熟知しておく必要がありますが、予め研修がありますので心配ありません。診断後は、軽症と中等度、症状に応じて治療法が異なってきますので、その都度、治療法や注意点など説明と、ダイエットなどの生活指導を行います。

患者には、成人だけでなく小児もいます。成人のように症状を自ら訴えることが少ないので性格や状態に応じて声掛けをして問診していく必要があります。小児の場合の原因は扁桃腺肥大やアデノイドですので、治療は外科的治療になりますから、術前後の説明を行い病棟への申し送りをします。子育て経験や小児科経験のある方は、専門性を発揮することができるでしょう。

睡眠時無呼吸外来の看護師の仕事は、とても地味な業務です。生活指導を中心に、個々のケースにあった治療が順調に進むように看護をする必要があります。看護の基本である心配りと丁寧な声掛けがとても重要となる分野です。

★睡眠時無呼吸外来の看護師の求人や待遇面は?

多くが病院内にある外来ですから、非常勤勤務でも時給は高い方です。正職員の場合は、いうまでもなく充実した待遇を受けることができます。また、睡眠時無呼吸外来は特別な資格が必要ではないので、病棟勤務から異動することもできますし、ブランクのある方も転職先として応募することは可能です。仕事そのものも楽な部類に入りますので、ブランクのある方や育児で忙しい方は働きやすいでしょう。

クリニックに関しては、「マイナビ看護師」で実際に求人を調べてみると、睡眠障害専門のクリニックがいくつかヒットします。下記は一例ですが、年収350万~、日勤のみの完全週休2日制、眠時無呼吸症候群の経験は不問、とありますので、未経験でも安心してチャレンジできる環境でしょう。他の求人を見ても年収は同程度、パート看護師の時給は1,200~1,500円程度のところが多いようです。

睡眠時無呼吸外来1

睡眠時無呼吸外来の看護師求人探しのポイントは?

睡眠時無呼吸外来は、総合病院内に専門外来として設置されていることもあれば、睡眠障害専門のクリニックもあります。外来なので基本は日勤のみで、未経験者やブランクがある方でも比較的入りやすく、給与面も安定しています。そのため人気が高く、求人が出るとすぐに締め切ってしまうことも予想されます。睡眠時無呼吸外来の看護師の仕事に興味があるなら、看護師専門の転職エージェントに登録しておくと、情報を見逃すことがなく安心です。