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生活レベル向上のために設立された組織で、皆さんおなじみの生活協同組合が行っている事業のひとつです。一般市民が出資して運営している、略して生協とかCOOP(コープ)と呼ばれていますね。

そのなかでも生協病院は、日本医療福祉生活協同組合連合会(略して医療福祉生協連)の中に属しており、医療や福祉に従事する医療生協の全国組織の病院です。

医療生協は、健康や医療、そして暮らしに関わる問題を医師や医療専門家と協力して問題解決のために運動する自治組織です。地域密着を基本に、患者さんとその家族、そして医療者の距離の近さを感じながら、人々のために医療を提供するのが生協病院の基本理念です。

★細やかな看護ケアができる!その仕組みは?

生協病院は、それほど規模が大きな病院ではありません。400床のところもあれば80床の小さな病院もあります。しかし、サービスの内容は細かく丁寧で、組合員の方を含む地域の方に満足していただけるような仕組みがあります。

病院内には、地域連携室をはじめ訪問診療や訪問リハビリも設置されており、病棟や外来とも連携しながら一人一人に合ったケアを提供していきます。特に、地域密着型の病院には欠かせない訪問診療は、急な往診もできるように医師や看護師を配属させています。

訪問診療にプラスして介護サービスにも力を入れているところもあるので、看護師でもケアマネージャー資格保持者は優遇されます。

また、地域にある訪問看護ステーションや助産所、介護事業所などと強く連携をとっているので、患者情報だけでなく看護やケアについての情報収集も早くでき、仕事をする上では効率よく役に立ちます。

★研修も充実!!

看護師のための研修は、即実践に反映されるような内容です。例えば、地域密着型の生協病院は在宅医療の提供は当たり前です。でも、在宅看護や高齢者看護には必須ケアである、褥瘡ケアや嚥下・呼吸リハビリなどは、あまりにも日常的過ぎて、ややもすればおざなりになりがちなケアです。生協病院は、これらのケア方法や注意点、改善点などを徹底的に勉強する姿勢を持っていることが特徴です。

また、復職支援のためのカムバック研修もあります。地域密着型の生協病院は、地元出身者から採用する傾向が強いです。一度退職してもまた復職しやすいように、そして、ブランクがあっても必要な知識や技術を習得できるように研修プログラムが整えられています。これらは地域丸ごと健康づくりを進めている生協病院ならではの取り組みです。

★気になる働く条件は!?

いい方です。定期昇給やボーナス、基本的な諸手当はほぼ支払われます。休日も、特別休暇や公休・有休もそろっていますので、公務員並みの金額ではないかもしれませんが、満足できる条件でしょう。ただ、生協病院は規模がまちまちですので、病院によって異なると思っておいた方がいいかもしれません。ある生協病院では、住居手当として、額は違いますが単身者でも非世帯主者でも支払われますが、別の生協病院では一律金額で支払われます。

★生協病院ならではの特典

生協の組合員になると、人間ドックやインフルエンザワクチン接種などの料金が組合員料金で利用できます。ご家族や親せきに組合員になってもらうように勧めてはいかがでしょうか。医療生協の組織の発展のためにもなりますし、介護に関する事業所作りに参加できますので、お互いにメリットがあります。