1.脳神経外科病棟の患者の疾患は?看護師の仕事内容は?

一般的に看護の中でも難しいと思われていて敬遠されがちな脳神経外科の分野。確かに難しさはあるものの、脳神経外科における看護師の役割はとても大きく、看護のおもしろさややりがいも十分に感じることのできるとても魅力的な分野のひとつです。脳神経外科疾患の患者さんは急性期では意識レベルが悪く、患者さん自ら症状や苦痛などを訴えることができないケースも本当に多い分野となります。 そのため、脳神経外科の看護師の力量によって患者さんの予後が左右されてしまうと言われるくらい、脳神経外科の看護師は、看護をしていくにあたって疾患や治療、看護について幅広い豊富な知識が求められることになります。 ここでは脳神経外科病棟に求められるスキルや転職に関してのメリット・デメリットなどをまとめます。

転職相談G美
実は私の祖父が脳梗塞で倒れて入院した経験があるので、脳神経外科病棟での勤務は少し興味のある内容です。ぜひ脳神経外科病棟の看護師について教えて下さい。脳神経外科病棟に入院される患者さんは、やはり脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管疾患の方が多いという認識で合っていますか?
キャリ姉
その通りです。転職相談G美さんのおっしゃる通り、脳血管疾患を発症し入院される患者さんは多いですね。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管疾患は55歳から84歳までの死因第3位であり、85歳以上でも死因第4位と、多くの日本人がかかり得る病気といえます。しかし脳神経外科病棟では脳血管疾患の他にも様々な疾患に対応し、治療や看護を提供しているのですよ。
転職相談G美
脳血管疾患以外にはどんな疾患の患者さんがみえるのでしょうか?
キャリ姉
まずは脳腫瘍といわれる、頭蓋内に腫瘍ができる疾患です。脳腫瘍は腫瘍の種類にもよりますが、年齢の若い方にも発生することも多い疾患です。脳腫瘍に対する治療はおもに手術や放射線治療、抗がん剤などになります。また、脳動静脈奇形という脳の血管が先天的に奇形を起こしているという10万人に1人という極めてまれな疾患に対しての治療や、クモ膜下出血の予防のための脳動脈瘤クリピング術やコイル塞栓術、脳梗塞予防のために頸動脈狭窄を改善するCAS(頸動脈ステント留置術)やCEA(頸動脈内剥離術)など、疾患の予防目的を含めた治療など、脳に関する幅広い疾患を対象としています。脳神経外科は脳の治療に特化した専門的な病棟だということですね。
転職相談G美
では、脳神経外科病棟の看護師はどのような業務を行っているのでしょうか?よく「脳神経外科病棟は忙しい」とか、「脳神経外科病棟の勤務は大変だよ」とか聞くことも多いので、そのあたりも気になります。
キャリ姉
各病院によって多少の違いはあるかもしれませんが、例えば、脳神経外科病棟内では急性期治療に特化したチームと、急性期を脱し、リハビリや退院支援を中心に行うチームとに分かれて業務を行うケースがあります。

急性期治療のチームでは、主に患者さんの術前術後のケアや、脳血管疾患の発症直後であり、薬剤による集中的な治療を行う患者さんのケアなどを行っています。脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血などの脳血管疾患はいつどのタイミングで発症するか分からず、また生命の危機に直結する疾患であるため、発症した際は迅速な対応が求められます。それゆえに夜間を問わず緊急入院、緊急手術も多く、病棟の看護師も同様に迅速な処置や看護ケアが必要になります。

またリハビリや退院支援を行うチームでは、急性期を脱し、リハビリテーションを継続的に行っていくとともに、患者さんの生活習慣の見直しや今後の見通しについて、他部門の医療スタッフや地域の社会福祉資源を提供するスタッフとともに連携し調整を行っています。身体機能の低下が生じている患者さんが在宅へスムーズに戻るためにはどうしたらよいか、退院先の自宅環境は問題ないか、退院後も継続して看護や介護が必要になる場合には、どんな社会資源が利用できるのかなど、患者さん個人個人の状態に合わせて計画を立てていく必要があります。

転職相談G美
脳神経外科病棟は入院から退院まで患者さんに密に接し、より患者さんの状態に合わせた看護が求められる病棟なんですね。
キャリ姉
その通りです。脳血管疾患をはじめとする脳神経外科領域の疾患はすべてが治療すれば元の身体に戻れるというわけではなく、麻痺や言語障害、意識障害などの後遺症が残ってしまい、退院後の患者さんや家族の生活に大きな影響を与えます。そのため、看護師は入院から退院までを通して患者さんと最も接する機会の多い医療スタッフであり、患者さんの個々の状態に合わせて支援をしていくため他部門と連携する上でとても重要な役割を担っていると言えます。

 

2.脳神経外科病棟で働く看護師はどんな技術やスキルが必要?

転職相談G美
となると、脳神経外科病棟で働くためにはやはり脳の解剖学や生理学、脳の疾患に対する膨大な知識が必要になりそうですね。脳の解剖整理は学生のときに勉強しましたが、とても難しくて苦手な分野のひとつでした。
キャリ姉
確かに脳神経外科病棟で働く上で、脳の解剖学や生理学の知識は必要といえます。脳梗塞ひとつをとっても脳の障害された部位の違いによって患者さんの現れる症状は異なってきます。また、脳血管疾患は時間が経過すればするほど刻々と状態は悪化し、ときには入院後も状態が悪化していくこともあり得ます。その際にも異常を早期に発見し一刻もはやく対応をしなければ、患者さんの予後にも大きく影響してしまうため、最も患者さんと接する時間の長い看護師は異常の早期発見をいち早く行う必要があり、その責任は非常に大きいといえます。現時点で生じている障害から今後状態が悪化した際に起こりうる障害を予測し、継続的に観察することで患者さんの異常の早期発見につながり、迅速な治療へつなげることができるのです。
転職相談G美
脳神経外科病棟で働く看護師はまさに脳のプロフェッショナルでなければならないということですね。
キャリ姉
実は脳神経外科病棟で働くためには脳の解剖生理学や脳疾患の治療に対する知識があるだけではつとまりません。脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患は、発症するリスクとして高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病が大きな要因であったり、心房細動といった循環器系の疾患から発症する心原性の要因により発症することがあります。この場合、原因となるリスクや疾患を改善させなければ脳血管疾患の根本的な治療にはならず、再梗塞や再出血の危険性まで潜んでいるのです。そのため、脳神経外科領域の疾患を理解するということは、その背景である他の臓器の疾患やリスク要因まで理解しておくことも求められるのです。
転職相談G美
たしかに脳血管疾患は生活習慣病が原因と言いますしね。脳神経外科領域の疾患を勉強するにあたって、リスク要因や背景まで理解しておくことも大切なんですね。

 

3.神経学的所見を正しく観察できる観察力は求められる

転職相談G美
よく脳神経外科領域では、「神経学的所見」という言葉を目にするのですが、一般外科や内科領域ではほとんど使われることがなく看護学校で少し勉強したレベルであまり理解ができていません。どうしたら神経学的所見の観察技術を習得することができるのでしょうか?
キャリ姉
脳神経外科病棟で働くにおいて、神経学的所見の観察は非常に重要な看護技術であるといえます。そもそも神経学的所見とは、意識状態や言語、脳神経、運動系、感覚系、反射、協調運動、髄膜刺激兆候、起立歩行などに関する総合的な所見を観察することをいい、これらは平成20年度の診療報酬改定により医師の診察の際「神経学的検査」として診療報酬の対象と認められているものになります。
転職相談G美
診療報酬の対象ということは、医師の技術であり看護師はあまり関係のないように思えるのですが?
キャリ姉
あくまで診療報酬という点においては制度に定められた医師による診察が必須ですが、神経学的所見の観察技術は脳神経系の異常を早期発見する上で非常に重要な技術であり、医師はもちろんのこと、脳神経外科病棟で働く看護師は必ず身に付けておきたい技術といえます。

また脳梗塞の超急性期治療においてはt-PA静注治療と呼ばれる血栓溶解療法があります。この治療は直接脳梗塞の原因となった血栓を溶解し血流を再開させることで脳の機能を回復させるという治療であり、脳梗塞発症から投与するまでの時間が短ければ短いほどその効果は発揮され脳へのダメージも最小限で済むとされています。

しかし、この治療法は頭蓋内出血を引き起こすリスクも大きいため、治療の適応条件は厳しいほか、薬剤投与後は治療の効果を確かめるだけでなく、頭蓋内出血が万が一発症してしまった際には一刻もはやく発見できるよう神経学的所見を24時間継続的に観察しなければなりません。

具体的には投与開始から1時間までは15分ごと、1~3時間までは30分ごと、3~6時間までは1時間ごと、6~24時間までは3時間ごとにNIHSSとよばれる米国立衛生研究所が策定した脳卒中重症度評価スケールという神経学的所見のチェックが定められており、これらは脳神経外科領域で働く看護師の重要な業務ともいえます。

転職相談G美
最初の1時間後までは15分ごとになんですか!!しっかり理解できていないと短時間で正しく神経学的所見をチェックなんてできませんね。
キャリ姉
その通りです。そのため、脳神経外科病棟で働くためには、神経学的所見の観察技術をしっかりと理解しておきましょう。そしてその中でも特にNIHSSという脳卒中重症度評価スケールは正しい評価方法や注意点まで細かく理解しておくことをおすすめします。
転職相談G美
NIHSS、とても難しそうですね。また実際の患者さんに対して行うと判断に迷ってしまったり、間違った評価をしてしまったりしそうでとても不安です。
キャリ姉
NIHSSの評価は、脳神経外科病棟の看護師にとっても判断に迷ったり、違う評価を選んでしまったりと実際に難しいスキルであるといえます。そのためNIHSSを勉強するためには書籍などで勉強するよりも、実際に色々な条件のもと繰り返し評価を行ってみることがおすすめです。

実は、ISLSという脳卒中初期診療における神経蘇生の標準的な診察または観察の学習を支援する講習会が全国各地で行われています。ISLSでは、脳卒中の治療に関わる医師だけでなく看護師や救急救命士など多くの医療関係者が参加しており、意識レベルやNIHSSについて学習していくとともに、模擬患者やシュミレーターを用いてチームで模擬診察を行うなど実践形式の学習をすることができます。現在脳神経外科病棟で働いていなくても、何らかの二次救命処置コースを受講していれば参加資格があるため、興味があればぜひ受講してみてください。

 

4.医療スタッフとのコミュニケーション能力・国が定める社会資源に対する知識も重要

転職相談G美
急性期治療において必要な知識や技術はわかりましたが、急性期治療を終えリハビリなどがメインになった場合、看護師はどのようなスキルが求められるのでしょうか?
キャリ姉
とてもよい質問ですね。脳神経外科病棟の看護師は急性期治療のための知識や技術だけでなく、患者さんの退院にむけての支援がとても重要になります。厚生労働省のデータによると脳神経外科病棟の平均在院日数は30.7日を超える割合が19.6%と内科病棟に次ぐ順位であり、外科系病棟としては最も平均在院日数が長い病棟といえます。これは脳神経外科疾患の患者さんは意識障害や脳幹へのダメージによる自発呼吸の低下などによって人工呼吸器の介入が必要であったりと緊急度は低くても重症度が高い場合も多く、急性期を脱したからといって容易に回復期リハビリテーション病棟に転棟したり、他のリハビリ病院に転院することができないからといえます。

そのため、脳神経外科病棟にて継続的に患者さんのリハビリテーションや栄養状態評価など行う必要があり、他部門の医療スタッフと密に連携をします。また、寝たきりとなってしまった患者さんの介護について家族が今後相談できる場が必要であったり、社会資源の利用が必要となる場合は医療ソーシャルワーカーと連携して、転院先の施設を検討したり、在宅に向けての環境を整えたりと介入をしていく必要があります。これらの他部門との連携では看護師が調整の窓口となり、そこから他部門とのやりとりが始まることが多いです。そのため、脳神経外科病棟の看護師は連携を円滑に行うスキルが必要となり、患者さんの状態や今後の治療方針、家族の要望などをしっかりと把握し、他部門との情報共有をしっかり行う必要があります。

転職相談G美
脳神経外科病棟では退院支援もとても大切なことがわかりました。ところで気になったんでが、脳血管疾患などで障害が残ってしまった患者さんは退院後はどんな社会資源が利用できるのでしょうか?
キャリ姉
年齢や疾患、障害の程度により利用できる制度や種類は異なるため、一概に説明することはできませんが、主には介護認定に応じて受けられる介護保険サービスや、身体障害者手帳の交付など、状態に応じて社会資源の利用をすることができます。しかしこれらの制度は健康な状態の方々には馴染みがなく、脳血管疾患を発症して障害が残ってしまったことで初めて制度について知るということが多いため、申請方法や窓口、どんなサービスが受けられるかなど詳しく知らない患者さんやご家族が多い場合がほとんどです。

よって、看護師は患者さんの状態に応じて、適宜必要と判断される場合は患者さん本人や患者さんのご家族に社会資源の活用について説明し、患者さんやその家族がスムーズに社会資源サービスが受けられるように配慮しなければなりません。そのためにも、脳神経外科病棟の看護師は社会資源サービスについての正しい理解も求められます。

5.脳神経外科病棟に看護師が転職することのメリット

転職相談G美
脳神経外科病棟での看護師の役割や必要なスキルについてよくわかりました。あとは看護師として脳神経外科病棟に転職することのメリットがあれば教えて頂きたいです。
キャリ姉
1つは「神経学的所見の観察に強くなれる」というのはあるのではないでしょうか。脳神経外科病棟で看護を行うためには患者さんの神経学的所見を正しく観察する必要があるため、脳神経外科病棟に転職することでそのスキルを高めることができます。神経学的所見の観察は意識状態をはじめとする神経系の異常の早期発見につながる技術であることから、この技術は脳神経外科病棟だけでなく脳血管疾患を発症しやすい高齢者が入院する病棟や、施設などでも必要となる知識といえます。神経学的所見の観察を迅速かつ正確に行うためには日々のトレーニングが必要であり、脳神経外科病棟で働くことは最も技術習得を確実に行える機会であるといえます。特に脳神経外科の急性期は、患者さんの予後を左右する一番重要な時期となり、看護師の判断能力や観察能力は患者さんが急性期を乗り越えるためには欠かせません。 他の分野よりも観察能力を鍛えなければいけない、逆に言えばどの分野にいっても通用する観察能力を鍛えることができる分野でもあります。

2つ目は、ありきたりな表現ですが「多くの看護技術を習得できる」ということです。脳神経外科病棟は寝たきりなどによる全介助の患者さんや、人工呼吸器などの高度な医療機器を使用する患者さんも多くいる部署になります。そのためADLの自立している患者さんが多く入院する病棟とは異なり、多くの医療的ケアが必要であり、それに伴う看護技術が求められます。人工呼吸器の管理、心電図モニターの観察、気管内吸引、バルンカテーテル管理、経管栄養管理、血糖コントロールなどの医療ケアの技術はもちろんのこと、清潔援助や排泄介助なども患者さんの障害の程度に合わせた介助や工夫が必要になります。したがって脳神経外科病棟ではより個別性のある看護技術を習得が可能となり、のちに他部門の診療科や施設へ異動や転職したとしても、すぐに即戦力として働くこともできます。

あとは、社会資源サービスについての知識が深まるという点もあるでしょう。上記で説明しましたが、脳神経外科病棟では患者さんの退院支援にあたり、患者さんが社会資源を活用できるようにサポートをする機会が多くあります。そのため、社会資源の法改正や新たな制度が施行される度に学習することから、常に最新の社会資源の制度について知識を得ることができます。超高齢化社会といわれる現代の日本において、今後ますます高齢者に対して看護を提供する機会は増加していきます。そのため医療機関や介護福祉施設でも社会資源についての知識は必要不可欠となり、患者さんやその家族に社会資源が活用できるように適切に介入できるためのスキルをもつ看護師は医療機関や施設に求めらる人材といえるでしょう。

 

6.脳神経外科病棟に看護師が転職することのデメリット

転職相談G美
では、逆に脳神経外科病棟に転職することのデメリットについてあれば教えてください。
キャリ姉
「一般外科と比べて業務が重労働」というのはデメリットでしょう。脳神経外科病棟の患者さんはADLが自立している患者さんは少なく、障害により全介助や一部介助が必要であることが多いです。そのため、清潔援助、排泄介助、食事介助など患者さんの身の回りのお世話は一般外科の病棟と比較するととても多いと言えます。その他にも車椅子移動やベッドからストレッチャーへの移動などの介助も多く、脳神経外科病棟に転職した場合はかなり体力が必要になるとともに、脳神経外科病棟の看護師は腰痛を起こしやすいといわれるため注意が必要です。

「業務は多忙であり、夜勤回数や残業が多い」という点もデメリットです。脳神経外科病棟は脳血管疾患を発症した患者さんに対して迅速に対応する必要があるため、昼夜を問わず緊急入院や緊急手術を行うことがよくあります。特に夏は発汗により血管内も脱水を起こし、より血液がドロドロになるため脳梗塞を発症しやすくなったり、冬は気温差によって血圧変動が大きくなり脳出血やクモ膜下出血を発症しやすくなるなど季節によって普段以上に患者数が増え多忙になることもしばしばあります。そのため、緊急入院や緊急手術の対応で残業が発生することもよくあります。また脳神経外科病棟は重症度や緊急度の高い患者さんが多く入院する病棟であるため、看護度も高いといえます。そのため夜勤においても他病棟と比較して多くの人員が必要なこともあり、夜勤回数が多い部署といえます。以上の点から、残業や夜勤ができない場合はあらかじめ転職希望先の雇用担当の方に伝えておく必要があるため注意しましょう。

 

7.脳神経外科病棟に看護師が転職すると年収は変わる?

転職相談G美
脳神経外科病棟に転職することのメリットやデメリットがよくわかりました。それだけ多忙な部署であると年収も他部署と比較して変わることはあるのでしょうか?
キャリ姉
残念ながら、病棟勤務において基本給や手当の差はないため、脳神経外科病棟だからといって他病棟の看護師と比較して大きく年収が変わることはないと言えます。しかし、夜勤回数が多かったり、残業が多いことから、夜勤手当や残業手当が増える分年収に差は発生するかもしれません。また、脳神経外科病棟での勤務実績を重ねることで、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師や、摂食・嚥下障害認定看護師、認知症看護認定看護師など様々な認定看護師資格を取得するための実務経験が得られます。認定看護師資格を取得することで病院によっては昇給や昇格などの人事制度があったり、資格手当がつく病院もあります。手当の金額は施設間で大きな差があるので、脳神経外科病棟に転職し、認定看護師資格取得などのキャリアアップを目指す際は転職希望先の人事制度や手当についてもリサーチしておく必要があります。
転職相談G美
同じ脳神経外科病棟での勤務でも、施設によって夜勤手当や残業手当などの給与体制や手当の制度に大きな差がありそうですね。またキャリアアップを踏まえての転職となると認定看護師育成に力を入れており、認定看護師養成の機関へ行っている間も給与のサポートがあったり、資格取得後の手当がしっかりしているなど制度が整っている施設を選んだ方がよいですね。そうなると、やはり少しでも自分の希望する給与体制の施設で働くために転職エージェントを使った方がスムーズに話が進みそうですね。
キャリ姉
そうですね。看護師転職エージェントを利用して、自分の理想の職場を見つけるのがいいかと思いますよ。

 

看護師が脳神経外科病棟へ転職するポイント

脳神経外科では生死と隣り合わせのような重要な治療、看護を行う場面が多くありますが、治療や救命、急性期の看護だけを優先させるだけではなく、それと合わせて患者さんへのメンタル面への看護、退院後の支援なども大切となります。看護師は脳神経外科に関連する看護技術・知識が必要なのはもちろんですが、症状が辛い急性期の治療を行う中でも患者さんの思いをよく聞き取りながらメンタルケアを行っていくことも看護師には求められます。

いざ脳神経外科へ看護師が転職するとなると、脳神経外科に力を入れている病院や脳神経外科専門病院は実は数多くあります。 そのため脳神経外科の看護師求人は比較的探しやすく選択に迷うかもしれません。そんな時はナースフルなどの転職エージェントに相談してみましょう。忙しさや業務内容の多さなどから負担が大きいという印象もある脳神経外科の看護師ですが、探せば様々な条件の求人に出会えるでしょう。脳神経外科でスキルアップや看護師としての自分を成長させることを目標にするのも良いでしょう。