1.スーパーナースで求人探し!訪問入浴の単発アルバイトに挑戦!
性別 | 女性 |
年齢(単発の訪問入浴アルバイト経験時) | 32歳 |
現在の職場 | 地方都市の個人病院(正社員) |
業務 | いわゆる一般的な訪問入浴業務。 |
使った転職エージェント | スーパーナース |
単発の訪問入浴のアルバイトのきっかけ | 単発のアルバイトだったので、日程が合ったため。 |
仕事内容としては一般的な訪問入浴ですが、体制としては3人1組で1日あたり少なくて6件、多いと9件やった日もありました。だいたい朝8時半に事業所を出発します。車の中で1件目のお宅に電話連絡をして、だいたいの到着時刻を伝えます。その後、到着までの移動時間でそのお宅の配置、水道はどこから取るか、浴槽をどの向きに入れるかの申し送りがあります。到着するとナースバックとポンプを持ち利用者のお宅へ向かいます。挨拶をしてから、他スタッフ2名が浴槽準備に入るので、その横でバイタルサインのチェックを行います。ご本人やご家族に、ここ数日の体調状況や往診や訪問看護を受けている場合は医師や訪問看護師からの指示がないかを確認します。数値によって、体温何℃以上や脈拍何回以上、血圧がいくつ以上いくつ以下の場合は入浴中止の指示がある場合があります。今は電動血圧計が主流のところが多いですが、訪問入浴は聴診法でアネロイド血圧計を使うところが多いです。入浴の可否を他スタッフに伝えると入浴可能な場合はそこからお湯をためはじめます。お湯をためている間に衣服を脱がせて、全身チェックを行います。お湯がたまると他スタッフが入浴を行うので、衣服の片付けを行い、入浴後の衣服をセッティングします。入浴時間はだいたい15分程度です。入浴から他スタッフが上げてくれるので、タオルで身体を拭き、衣服を着せます。入浴後のバイタルサイン測定を行い、記録をして終了となります。
車に戻ると次のお宅へ電話をして申し送りが始まります。これを繰り返して1日終了になります。次の訪問入浴の際に気をつけた方がいいところや観察項目の申し送りを行い、アルバイト終了という感じでした。
2.MCナースネットで求人探し!訪問入浴の単発アルバイト!
性別 | 女性 |
年齢(単発の訪問入浴アルバイト経験時) | 24歳 |
現在の職場 | 総合病院の病棟勤務(正社員) |
業務 | 訪問入浴 |
使った転職エージェント | MCナースネット(メディカルコンシェルジュ)から紹介をうけた。 |
単発の訪問入浴のアルバイトのきっかけ | 患者さまが地域へ帰ったらどのような生活を送っているか気になり、休日にできる訪問入浴の単発バイトを通して現状を見てみたいと思ったから。 |
看護師の業務としては、車に乗る→利用者さんの家に着く→バイタルをチェックする→問題がなければホームヘルパーさんに入浴可能と伝える→利用者さんの脱衣介助→入浴介助→入浴後身だしなみを整える→軟膏処置がある場合は行う→後片付けをする→車に戻って入浴の記録を書く…と言う様な流れでした。看護師っぽい業務はバイタルを測ることくらいでした。後は、利用者さんが気持ちよく浴槽に浸かれるようにシャワーで絶え間なく体を温め続けたり羞恥心に配慮してお話を盛り上げたりと言った感じでした。ホームヘルパーさんがテキパキと動いて指示を出してくださったので困ることはなかったです。
まず、とても安らかな表情をしている利用者さんをみてやっぱり家が1番住み心地が良いのだなと改めて実感しました。そして、看護師として訪問する以上利用者さんの健康状態やご家族の疲弊状態もよく観察して訪問看護師に引き継ぎを行わなくてはいけない責任も感じました。中には、訪問入浴の看護師が家族の異変に気付き訪問看護師に報告。その家族は鬱傾向になっておりそのまま入院した…と言うケースもあったようです。在宅での利用者さんの過ごされ方をみて、より地域に帰った後どのようなことに患者さんは困ってしまうのかと言う学びを得ることができました。この経験は現在の病棟看護の退院支援で活かせています。
あとは、アルバイトで入ると利用者さん一人一人が初めましての状態なので、どの点を注意してみれば良いのか事前にホームヘルパーさんから説明を受けているものの上手に介助出来ない場面が何度かありました。個性的な利用者さんも中にはいるので、コミュニケーションがうまく取れなかった場面も多くありました…。