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★眼科で働く看護師の仕事内容

病院で働く看護師にはそれぞれの診療科に合わせた仕事があります。 同じ病院でも、診療科によって看護師の仕事も変わり、求められるものも大きく変わります。 眼科で働く看護師の仕事は、入院施設のある病院とないクリニックによっても変わってきます。

眼科クリニックでの看護師の仕事は、診療の介助と処置、そして患者がスムーズに診療を受けられるように外来の流れに気を配ることにあります。 眼科の場合、診察室が暗いことがほとんどで、医師によって看護師の介助を要する場合とそうでない場合とに分かれます。 眼科の処置は点眼がほとんどになり、疾患によってはその場で外科的な処置を行うこともあるので、その場合には医師の介助が必須となります。 また、生活指導なども看護師の重要な仕事です。

入院施設を持つ眼科の病院になると、病棟や手術室の仕事が加わります。 病棟勤務の場合、術後の管理がメインの業務となり、個人病院の場合には食事の配膳や後片付けも看護師の仕事になることが多くなります。

目は外科で行う手術と違って、非常に細かな道具を使う事が多くなるので、注意深く観察をして怪我や事故が起こらないように気を配る必要があります。 ただ、その反面、容態の悪化など命に関わる事案が少ないため、他の病棟に比べて比較的精神的な負担は少ない診療科でもあります。

★眼科で働く看護師に必要なスキル

眼科で働く看護師にも同様に様々なスキルが必要になることがあります。 第一に必要になるのは看護師資格ですが、眼科で働く看護師としてのスキルアップを図るのであれば資格取得を前向きに考えるとよいでしょう。 看護師が取得することが出来る資格では、眼科診療アシスタント(OMA)、視能訓練士(ORT)といった資格があります。 眼科での医師のサポートをするために必要になるほか、治療を行っている患者のサポートをする事も出来る資格になるので、眼科看護師を続けていくのであればぜひ、検討したい資格です。

また、看護師としてのキャリアアップを考えるのであれば、いずれかの一つは持っておいて損はありません。 眼科へ転職する場合には、有効に働くことがあるからです。

★看護師の転職先としての眼科のメリット・デメリット

眼科を転職先に考えて求人を探している方もいますが、考えている以上に眼科は人気のある診療科になります。

メリットが際立つ診療科である事もあり、眼科の求人には多くの看護師が集まります。 眼科で働く上でのメリットとしては、やはり残業が少ないという点が挙げられます。 大きな病院であっても、眼科病棟に入院している患者の多くは目に対しての治療を行っている患者になり、容態の悪化などで特別な処置の必要になる患者がほとんどいないと言うことが眼科の残業がほとんどない大きな理由となります。 また、小規模なクリニックでも眼科は多く、クリニックともなれば更に人気が高まります。 残業がない事に加え、休診日が設けられていることもあるため、安定した休暇を得ることが出来るというのがその理由です。

働く看護師としての立場から考えれば非常に大きなメリットであるように感じられるものですが、デメリットもあるということを理解しておく必要もあります。 眼科で働く看護師のデメリットとしては収入面の低さがあります。 小規模のクリニックの場合、平均的な年収は250万~350万程度になっており、大きな病院でも350万~450万程度となります。 看護資格以外の資格の有無によって収入に差がつくことになりますが、それでも一般病院の看護師に比べて給料平均額は低い部類に入ります。 また、眼科に特化した医療技術や知識を身につけることになるため、基本的な病気や怪我に対するスキルが低下する傾向もあり、応用が利きにくい診療科でもあります。