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看護師の方なら「短期間の契約で月収高めの好条件」というナースパワーの都市圏応援ナースをご存知の方も多いのではないでしょうか?広告などでの聞こえはいいナースパワーの都市圏応援ナースですが、実際に働いた方の中には契約期間を終了する前に辞めてしまう方もいます。もし働くのであれば途中で辞めるのではなく最後まで業務を全うして、まとまった手取りが欲しいですよね。では実際に辞めずに契約期間を全うするためのポイントはあるのでしょうか?

ここでは実際にナースパワーの都市圏応援ナースとして働いた事がある看護師の方へのインタビューを元に「ナースパワーの都市圏応援ナースとは」という点について詳しく解説し、実際の手取りや待遇の話、都道府県別の求人数の話にも言及していきます。ナースパワーの都市圏応援ナースに興味がある方はご一読下さい。

1.ナースパワーの都市圏応援ナースとは?

ナースパワーの「都市圏応援ナース」とは東京・神奈川・大阪などの都市圏の人材不足の病院とナースパワーが提携して、看護師を期間限定で派遣するシステムです。月給45万円以上などあらかじめ決まった雇用条件を容認する全国の約200の病院のどこかで働くという形になります。以下はナースパワーの公式サイトに記載がある応援ナースのメリットです。都市圏応援ナースもこの応援ナースの規定に準じています。月給面以外にも期間の話や住宅関連の話、勤務内容の話の掲載があります。

「あらかじめ決まった雇用条件を容認する全国の約200の病院」についてもう少し言及します。都市圏応援ナースということなのでエリアとしては東京・神奈川・大阪などが多くなります。以下は都道府県別の都市圏応援ナースの求人数です。夜勤の有無でも分類しました。この求人の最新情報は会員登録したあとに閲覧できます。

2019年9月調べ

夜勤あり夜勤なし
東京363
神奈川161
千葉110
埼玉185
茨城10
山形40
新潟70
石川10
岐阜30
長野 30
山梨10
静岡50
愛知80
大阪170
京都50
兵庫80
奈良30
滋賀20
三重40
岡山31
愛知70
広島30
福岡20
熊本240

 

地方都市で求人が多いところもいくつかありますが基本的には首都圏に求人が集まっているというのがわかります。これまでの説明をまとめるとナースパワーの都市圏応援ナースとは「期間限定で」「首都圏や大阪など都会をメインに」「月給45万以上の高額給料で」「住宅補助をもらいながら」勤務するという形になります。

 

2.ナースパワーの都市圏応援ナースの応募資格とは?

上記をみるとメリットばかりに感じる都市圏応援ナースですが応募資格があります。以下はナースパワーの公式サイトに記載がある応援ナースの応募資格です。

応募資格をみてどう思いましたか? 条件をクリアできそうですか? 1つづつみていきましょう。

 

都市圏応援ナースの応募条件の分析

<ナースパワーに登録している正看・准看資格者>

これは資格があれば誰でもできますね。

<原則3年以上の病院勤務経験者>

そこそこ手取りをもらえているキャリアがある人がいいということでしょう。夜勤の経験があるかは関係ないような記載ですが、でも、ほとんどの求人は夜勤があります(上記の都道府県別の求人参照)。なので夜勤の経験が全くないと、日勤のみで探さないといけないので採用されるチャンスは減るかもしれません。

<多忙な病院に対応できる方>

やや曖昧ですね。例えば日勤帯の受け持ち患者さまの人数とか書いてもらうとわかりやすいですがそこまで公表されていません。でも実際に応募する時には必ずヒアリングしましょう。あなたは今まで日勤帯・夜勤帯で何人の患者さまを受け持っていましたか。何人までなら受けもてますか。もちろん患者さまの重症度にもよりますが。病院を探すときに、どんな重症度の患者さまを何人受け持って働いていた。それを担当者に話し、それに合った病院を紹介してもらいましょう。

<看護師として職業意識が高く協調性がある方>

看護師としての職業意識は当然に必要なんですが、協調性って皆さんどうお考えですか?どうしても病院によって決まりごとが違ったり、ギャップを感じる事ってあります。この決まりごとは、医療とは関係ないことに関してもです。例えば休憩室の使い方とか。休憩のルールとか。そういうのは見学しただけでは分かりませんよね。そして色んな人が働いています。あなたはその中に入るのです。あれ?と思う決まりごとでも、それに馴染んだ方が良いのです。これはおかしい、あれもおかしいと言って騒ぎ立てない方が良いのです。だって、あなたは6ヶ月しかいないのですから。

一方で看護師としての職業意識という話でいうと、医療に関する疑問がある時は、おかしいなと思ったら、しっかり確認しましょう。その時は決して、このやり方はおかしい!と自分の考えが絶対!という態度で話さないように。色んな考えの人がいます。あなたの目からみておかしいと思う事でも、その人なりの考えがあるのです。まずは、なぜそのやり方でやっているのか聞いてみましょう。

<業務に真摯に取り組む責任感のある方>

これは3年働いてきた人ならできるはずです。自信を持って働きましょう。手取りの高さ目当てで看護業務への真摯さに欠けたら看護師失格です。

<当初の応援期間を遵守できる方>

これをわざわざ応募条件にこれを入れるってことは途中で辞める人が多いという裏返しかもしれません。

 

 

3.ナースパワーの都市圏応援ナースで最後まで勤め上げるポイント

ここからは「ナースパワーの都市圏応援ナースで最後まで勤め上げるポイント」ということで実際の都市圏応援ナース経験者Aさんへのインタビュー形式でそのポイントを探っていきます。

都市圏応援ナース経験者Aさん
まず1つめのポイントは上記の<多忙な病院に対応できる方>の分析で書いてある部分が1つ目ポイントかと思います。要は、自分の今のレベルにあった職場に行けば良いのです。あなたはこれまで、どんな職場で働いてきましたか。何科にいましたか。看護体制は何対何でしたか。総合病院の病棟でも急性期、慢性期、療養型などがあり、他にもリハビリ病院など色々ありますよね。また、職場によって同じ慢性期でも患者様の重症度は違いますね。とにかく今まで自分が働いた職場と似た感じのところにした方が良いです。

例えば、今まで呼吸器科をメインでみていたのに、応援ナースで循環器の病棟に行ったとします。呼吸器と循環器では扱っている疾患が違いますから、疾患についての勉強もしなくてはいけません。都市圏応援ナースで募集している病院は、あなたに即戦力になって欲しいのです。勉強をしてステップアップをしてもらうことよりも、日々の業務をきちんとこなし、1人の人員として働いて欲しいのです。ですから、ある程度、自分の知識のある科と、今まで働いていた病床数と同じような病院を探してもらいましょう。病床数も大事だと思います。30床の慢性期と50床の慢性期では全然違いますから。6ヶ月、なるべく早く職場に馴染んで働く事が求められます。その為に、職場選びはものすごく重要になります。これに失敗すると、知識のないことを勉強しながら、日々の業務をこなすのが辛くなります。

2019年9月の時点で、応援ナースを募集している病院は250近くあります。きっとあなたのレベルにあった病院が見つかるはずです。でも、近所にはないかもしれないです。でも大丈夫です。だって、最初に書いてある応援ナースのメリットみてください。家電付きアパート完備、引っ越し代赴任費用支給なので、6ヶ月間、職場の近くに引っ越しましょう!今いる家の家賃も負担してくれたら最高ですがその辺の差し引いて考えましょう。

キャリ姉
即戦力採用なので自分のキャリア内でこなせる医療機関を選ぶべきなんですね。他のポイントは?
都市圏応援ナース経験者Aさん
もう一つのポイントは、貯めた手取りのお金の使い道を具体的に考えて楽しむ方が続きやすいと私は思いました。目的があるとお金を稼ぐモチベーションになり、働くモチベーションになるのです。この楽しみを手に入れたいが為に頑張れるのです。ここを働く前に明確にしておくと、仕事を辞めたくなった時のストッパーになります。是非、考えてみて下さい。

私は「ナースパワーの都市圏応援ナース」を利用して実際に2年程働きました。必要な金額は手取りで150万円ほど。それまでは、正社員で仕事をしていましたが以前に一回病院を辞めて海外へ1年ほど行ったことがあって、もう一度海外へ行くためにお金を貯めたかったのです。都市圏応援ナースにした理由は以下です。

① 手取りで40万円もらえるから
② 契約期間の6ヶ月が終われば、必ず辞めれるから

前述の通り必要な手取り150万に向けてとりあえず高いモチベーションをキープできました(結果的になんだかんだ2年いろんなところで働きましたが)。あと仕事をやめるのに理由がいらないって楽だと思いませんか。上司との話し合いもいらないのです。契約期間が終われば、辞めていいのです。

キャリ姉
実際に働くにあたりナースパワーの対応や職場の対応はどうでしたか?
都市圏応援ナース経験者Aさん
ナースパワーに問い合わせをしたら勤務先の条件を聞かれました。私の条件は以下の2つでした。

①通勤時間が30分ほど
②2交代制

それまでの経験は60床の呼吸器内科と、二次救急外来(夜勤あり)でした。条件の合う職場を見つけてくれて、ナースパワーの担当者の方と、病院へ面接へ行きました。看護師長さんと面接をしました。そして後日、採用の連絡がきて、勤務を開始する日程を調整しました。勤務内容は、他の看護師さんと全く同じです。もちろん初めは、勤務の流れなど分からないので、先輩看護師の方が色々教えてくれました。夜勤は2週間位で始まりました。夜勤は2人体制でしたが、初めは3人の勤務にして下さり、色々と教えてもらいました。夜勤は月に8回位でした。楽しみにしていた給料ですが、契約通り、手取りで40万円ありました。初めてもらった時は、嬉しくて物凄く興奮しました。

ちなみに夜勤手当は込みで交通費は別途でありました。残業手当はありましたが2年間で残業したのは合計で2時間位です。基本、残業はなかったです。定時の終了時間までには仕事が終わり、時間が来るのを待っている感じでした。休みの希望は、他の正社員の方と同じように出せました。有給も数日もらえました。使い切った記憶はないですが。体調を崩しお休みした時に使ってもらいました。

キャリ姉
やはり手取り以外の待遇面も非常に恵まれていますね!

 

短期間で稼ぐには都市圏応援ナースは選択肢の1つ!

「ナースパワーの都市圏応援ナース」とは短期で稼ぐには手取り給料面も恵まれてとても良い雇用形態の1つです。でも、それなりに条件があることもお分かり頂けたと思います。働き始めるなら上記に書いた2つのポイントを参考にしてみて下さい。看護師は仕事が沢山あるのが魅力です。いろんな働き方ができます。自分に合う働き方を見つけて、楽しい人生を送りましょう!ナースパワーの公式サイトから応援ナースの登録は可能です。