年収600万以上・残業なし等の「人気求人」をランキングで見る

ランキング1位マイナビ看護師 マイナビ看護師 ランキング2位看護師ワーカー ランキング3位レバウェル看護 レバウェル看護  

夜間休日診療所とは、簡単に言うと、夜間や休日などに診察をしてくれる緊急用の医療施設の事です。基本的に診療所ですから入院はできませんが、夜間や休日ともに診察をすることが可能です。人の体は、いついかなる時に調子が悪くなるのか、あるいはけがをするのかは把握しにくいものです。一般的に日頃から風邪をひいたり、けがをしないように務めているとは思いますが、突然の出来事は仕方がないことです。そのために、夜間休日診療所があるということです。夜間休日診療所は各自治体のホームページに掲載されていることが多いです。

夜間休日診療所は、基本的に日中に受診できなかった方や夜間・休日に体調不良となってしまった方などが利用されます。しかしながら、夜間休日診療所はすべての疾患に対応できるということは難しいため、夜間休日診療所を何箇所か振り分けている地域があります。その中には、もちろん医師の診察のもと患者さんに対して看護を行っている看護師の方々がいます。ここでは、夜間休日診療所における看護師の役割や求人について、メリットやデメリットなどを紹介していきます。

★夜間休日診療所での看護師の役割は?

夜間休日診療所での看護師の役割は、基本的に通常の外来勤務として置き換えることができます。まず外来で勤務していると、再診の患者さんは、どのような疾患でどのような特徴かというのは把握できます。しかしながら、初診では診断をすることから始まり、患者さん自身の特徴はつかめていません。つまり、夜間休日診療所での看護師は、一般的な外来と同じような業務をする形になります。

ただし、夜間や休日ですから、単に調子が悪いといったことではなく、緊急性を要することも多々あるでしょう。なぜなら、患者さんは1日、あるいは2日と様子を見て、一般外来を受診することができずに来られるわけです。患者さんは、痛みが我慢できない、精神的に耐えられないといったことが背景にあって、夜間休日診療所を受診されている可能性が高いです。このように、夜間休日診療所での看護師は、一般外来の看護師の役割に加えて、救急医療に関しての知識と技術も持たなくてはなりません

★夜間休日診療所で看護師として働くメリット

夜間休日診療所は、一般外来よりも患者さんの状態が悪い方が来られることは確かでしょう。そのため、救急医療における看護が展開されますから、それに対応できる能力を磨ける場所が夜間休日診療所です。つまり、看護師のスキルアップにつながっていくことになります。看護の知識や技術だけではなく、1分1秒を争う経験も、あるいはその時の判断力も、もちろん医師との連携も学ぶことができます。さらに、チーム医療として成り立っている看護を実感する上では、夜間休日診療所で働くことのメリットは多くあるのではないでしょうか。

また夜間休日ということで勤務をしているわけですから、夜勤手当、あるいは休日手当というものが発生します。そのため、基本給にプラスして給与を得ることができます。特に夜に強いという看護師の方や休日に働いて平日に休みが欲しいというような時は、夜間休日診療所で働くことで生活の質が高く維持できることでしょう。

★夜間休日診療所で看護師として働くデメリット

まず、夜間休日診療所を利用される患者さんは、緊急処置が必要な場合があります。つまり、急性期における看護として外科的な治療をすることがありますから、外傷などが苦手な看護師は抵抗があるかもしれません。もちろん内科的なものもありますが、どのような患者さんが来られるのかわかりませんので、総合的に看護ができるスタンスを取らなければなりません

それから、夜間や休日に働いていることで生活のリズムが崩れてしまう可能性があります。夜が苦手な人や休日のイベントを楽しみたい方は不向きでしょう。夜間休日診療所は夜勤をすることと同じですから、疲労も強く出てしまい、健康管理が大きな課題となることが予測されます。

★夜間休日診療所における看護師の求人は?

夜間休日診療所は、地域に密着していることから、とてもやりがいがある医療施設であることに間違いはありません。夜間休日診療所を利用しなくても、その地域に夜間休日診療所あるだけでも安心して生活することができます。そのため、夜間休日診療所で働くということは地域に貢献しているという時間でもあり、やりがいにつながってくることでしょう。

夜間休日診療所の看護師の求人をどのように探せば良いのかという問題ですが、「マイナビ看護師」や「看護roo!」のような看護師専門の求人サイトを閲覧してみましょう。一例として「看護roo!」には下記のような夜間救急センターの非常勤看護師の求人が出ています。勤務時間は18:30~23:30と23:00~7:30、残業時間は月3時間と少な目です。時給は1,800円ほど~2,200円ほどと比較的高めの印象です。転職サイトを見ても夜間休日診療所の求人はかなり少なく、自分で探すのは難しいので、転職サイトのコンサルタントを頼るのが良さそうです。

夜間休日診療所1

 

夜間休日診療所の求人探しのポイントは?

夜間休日診療所の求人はあまり多くは出ていない印象です。看護師の求人サイトに登録しておけば、近隣の夜間休日診療所で求人が出れば教えてもらえますし、待遇なども詳しく聞くことが出来ます。夜間休日診療所で働くといっても待遇によっては働きたくはない場所もあるでしょうから、そのような点を看護師の求人サイトに相談するこで、転職活動が効率的に進むでしょう。