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1.年齢制限は大丈夫?40代看護師の悩みや仕事の探し方・年収目安など

超売り手市場の看護師の転職も、40代からはやや困難になり、希望にあった求人に巡り合うのにも時間がかかるようになります。慢性的な看護師不足と言えども、医療機関は柔軟性があり安い基本給で雇用できる若い看護師を採用したがる傾向があります。特に、正職員としての採用は、年齢制限を設けているところも多く非常に難しくなります。とは言え、夜勤ができる看護師は歓迎される場合もありますし、看護経験、そして人生経験の豊かなミドルエイジの看護師を採用したいという医療機関もあります。つまり、「40代看護師の求人探しは、簡単ではないけれどあるところにはある。」という事です。では、どのように求人を探し転職活動を行えばいいのでしょう。

★40代現役看護師の転職

40代で現役として働いている看護師は、個人差はありますがこれまで積み上げてきたキャリアがあります。通常、この年齢で長年勤めた病院からの転職を考える人は多くありません。なぜなら、転職をすることで収入が減ることもありますし、人間関係の再構築など負担も大きいからです。加えて年齢制限も考慮しなくてはならず、転職をすることによるリスクが若い頃より増えます。また医療機関によっては、自分より年下の師長や主任のもとで働かなくてはいけないこともあり、採用する側にとっても使いにくい存在になることがあります。とは言え、様々な理由で転職を希望、または余儀なくされる40代看護師の場合、これまでの豊かな経験が即戦力となること、協調性を持ってチーム医療の一員として働くことができることなどを前面に出してアピールするとよいでしょう。

★ブランク後復職看護師の転職事例は多い

40代看護師の転職で多いのが、ブランクナースの復帰です。結婚し、育児に専念していた人が、子供の手が離れるのがちょうどこの年齢です。看護師の仕事というのは不思議なもので、若い頃は激務で「やめたい、やめたい…」と考えていても、一度看護師の仕事を離れてみると、看護師の仕事のやりがいに気付き、あらためて働きたくなるという声を聞きます。また休職中に育児を通してこれまでにない視野や考え方が生まれ、若い頃にはできなかった奥行きのある看護を行うことができるのも、年齢が育んだ人としての深みです。しかし、復職にあたっては、「果たして久しぶりの看護の仕事が勤まるのだろうか?」という不安があります。治療に関する知識や、医療器械の使い方も、休職前とはずいぶん違っていることでしょう。でも大丈夫。それに関しては、医療機関も承知しているので、復職を希望するブランク看護師に、最新の看護知識の講習、器械の使い方の説明、注射、血圧測定などの看護技術の演習などの復職支援を行っているところがたくさんあります。

またブランクナースではなく、子育て優先でパート看護師の仕事を細々と続けてきた人も、40代になると、子供の手が離れ、仕事に費やす時間が増えたことで転職を希望することがあります。年齢制限がクリアできれば、これまでのパート勤務から正職員になり、看護師として更に活躍し、収入を増やすことも可能です。

★40代看護師の転職の収入の目安

一般的に40代看護師の平均収入は530万円前後と言われています。これは女性の収入としては悪くありませんが、20代看護師の平均収入350万円~400万円と比べると伸び率があまりよくありません。実は、若い頃は同年代の一般職の男性よりずいぶん収入がいいと言われている看護師の仕事ですが、40代になると、男性の平均収入に逆転されることもあります。しかし一方で、この年齢の看護師の中には、師長や主任といった管理職になっている人も増え、役職手当などを含め年収600万円~700万円を得ている看護師もいます。

★40代看護師、体力の衰えを感じる?

現代の女性の40代はまだまだ若くて魅力的です。とは言え、やはり体力的には下降してきている時期。視覚や聴覚、触覚を通して得た情報を脳で処理する能力も衰えてきており、記憶力、反射神経、判断力に劣るようになるでしょう。そこで自分の体の衰えを認めずにこれまで通りの仕事を続けることは、あなたのためだけではなく、患者さんのためによくありません。なにしろ看護師の仕事は人の命に携わる仕事ですから、質のよい看護を提供をするためには、自分の年齢や身体能力に応じた職場に変わることも大切です。

★40代看護師転職の求人の探し方

40代看護師の転職は、知人の紹介などコネクションがある場合は別として、一般的には1人で条件のよい求人を見つけることはとても難しいと言えるでしょう。なぜなら、情報雑誌や、新聞、ネットで見ることができる求人条件では、40代看護師が働ける医療機関かどうかを知ることができないからです。仮に自分で見つけたとしても、条件が合うとは限らず、自分の理想とは程遠い勤務条件で妥協してしまうこともあります。40代看護師の転職に効果的なのは、求人票には書かれていない採用事情や雇用事情に精通している看護師転職支援サイトの利用です。例えばマイナビ看護師のような転職支援サイトなら、膨大な求人の中から、40代看護師を受け入れている医療機関を探し出すことはもちろん、給与や勤務条件の交渉まで行ってくれます。登録料、利用料は一切かかりませんから、一度、40代看護師の求人にはどのようなものがあるかだけでも知っておくのも良いかもしれません。

 

2.キャリア十分!50代看護師の転職事情は?

超売り手市場の看護師の転職事情。好条件の就職先がたくさんある…と言うより、好条件を出さなければ看護師に見向きされないというのが現実です。同年代の女性の平均収入を上回り、社会的地位も向上している看護師の仕事。確かに仕事内容はキツイ事もありますが、不景気で就職難の今、失業する心配のない看護師の仕事は大変注目を集めています。とは言え…50代になってからの転職は、少し事情が違ってきます。新聞やハローワーク、その他の求人情報を見ても、「看護師募集、40歳まで」、「45歳まで…」という年齢制限を設けている医療機関もよくあります。もちろん「年齢不問」の場合もありますが、50代看護師が対象の求人数は20代、30代と比べると少ないのが現状です。しかし、「やっぱり50代じゃ、雇ってくれるとこなんてなないよね」と諦める必要はありません。数が少ないとは書きましたが、そこはやはり超売り手市場の看護師業界、50代でも一般職では考えられないような求人があります。また探し方次第では、年齢制限を設けている医療機関への転職も可能です。50代看護師の転職は、いかに充実した内容の転職先を探すかが鍵です。自身のキャリアや得意分野を評価し、活かす事ができる職場、または、自分らしい生き方ができる職場を見つけ、納得のいく再スタートを切りましょう。

50代看護師と言うと、キャリアがあり、看護の知識と技術が充実しているというイメージがありますが、実際には個人差がとても大きい年代です。なぜなら、看護師の資格を取ってから約30年、この期間にどのように仕事をしてきたかで、看護師としての資質が全く変わってくるからです。中には30年間、3交代をしながら経験を積んできた人もいるでしょうし、ライフスタイルに合わせて、家庭の事情や子育てを優先しながら働いてきた人もいるでしょう。ですから転職に関しても、20代や30代看護師のように一括りでまとめて考える事ができません。ブランクの長かった50代看護師に「50代なら大ベテランですね。師長待遇で…」と言っても困りますし、大病院の前線で働いていた50代看護師に「そのお年じゃ新しい医療の事もよくわからないのでは?」と言ったら失礼です。一括りにできない50代看護師の転職は、言い換えれば「一人一人の経歴と目的にあった転職」を丁寧に探していく必要があるのではないでしょうか。

一人一人の経歴と目的にあった転職を実現するために必要なことは、まず自分自身の経歴をまとめる事です。これは履歴書に書くように年代順に羅列するという作業に似ていますが、単にそれだけではありません。看護師の資格取得後、自分がこれまでどのような時間を過ごしてきたかを見直すことで、自分が携わった分野や、得意分野、不得意分野を自分の中で整理し、その上で自分の進みたい方向(医療機関の種類や、診療科)をある程度明確にするのです。

次に、「何が目的で転職するのか」もハッキリさせましょう。「これって決め手はないけど、なんとなく今の仕事が辞めたい」という人も、なんとなく理由があるはずです。それはお給料の事かもしれませんし、人間関係かもしれません。また体力的問題という事もあるでしょう。また、子育てから解放され、もう一度自分らしい生き方や働き方ができるようになる人が多いのも50代の特徴です。新しい事にチャレンジする事に不安を感じるかもしれませんが、これまでできなかった事に挑戦してみるのも決して無理な話ではありません。いずれにしても、何が目的で転職するのかをきちんと整理する事で、自分の求める転職先がよりハッキリと見えてきます。実は、自分の目的にあった転職先探しをする事は、どの年代でも大切なのですが、特に50代の転職を成功させる上で、非常に大切な事なのです。例えば…「どこでもいいから、いいところがあったら転職したい」という漠然とした転職先探しは、たとえ働きだしたとしても、満足度が低い、または短期間で辞めてしまう可能性が大きいのは当然です。しかし、50代で転職し、短期間で仕事を辞めてしまった場合、再就職は今よりも厳しくなると思ったほうが良いでしょう。なぜなら、50代看護師は、退職までそれほど長い年月が残っていません。医療機関としては、基本給が安く、成長率が高く、体力があり、長期間勤務する可能性がある若い看護師を採用したいという思いが少なからずあります。50代看護師の場合、経験や知識という若い看護師にはない価値がありますが、やはり「長く勤めて貢献できない」という点で、採用する側は躊躇します。ですから50代看護師の1回目の転職はそれほど難しくありませんが、転職先を短期間で辞めてしまうと、次の転職では更に退職までに働ける年月は短くなりますし、何より「せっかく採用してもすぐやめられてしまうのでは?」という印象を与えてしまい、なかなか採用に至らない事もあります。ですから、50代看護師の転職は、退職までの短い期間、できるだけ長く勤める事ができる仕事先を見つけるのが理想です。

そのためにも、自身の経歴をまとめ、転職目的をしっかり持ち、そして、自分自身の能力をアピールし、自分に合った転職をしたいものです。とは言え、そんな完璧な転職を成功させる事は簡単ではありません。何から手を付けて、どう動いたらいいかわからない方も多いことでしょう。効率的な転職活動をするには、職業紹介所、中でも看護師の転職を専門に扱っている事業所やサイトを利用するのが、最も早くて便利、しかも求人数が豊富にあります。経験豊かな看護師になるほど、看護師や医師とのネットワークが広くなり、そのことで逆に水面下での転職活動がしにくいという方もいると思います。そのような場合にもマイナビ看護師のような看護師転職支援サイトであれば、誰にも知られずに転職先を探す事ができ、非常に活用価値があります。

 

3.定年後の再就職が多い?60代以上の看護師の仕事探し事情

「看護師資格は、一生仕事に困らない」とよく言われます。実際、深刻な看護師不足が背景にあるため、看護師は引く手あまた、超売り手市場の就職状況です。好条件の求人も多く、新人や若手の看護師、経験豊かなベテラン看護師はもちろん、休職期間の長いブランク看護師の就職もよりどりみどりと言った印象があります。また、一般企業では考えられない中高年での再就職、正職員としての採用も、看護師なら普通にあります。要は、看護師はどのような状況であっても、その資格を活かす機会が十分用意されているという事です。しかし、さすがの看護師業界も、60代からの仕事探しは無理なのでは?と思われるかもしれませんが、やはりここでも看護師資格の強みと、人手不足の影響による需要から、60代看護師でも転職をする事が可能となっています。たしかに、60代看護師でも就職可能な求人数は他の年代と比べてかなり少なくなっていますがしかし、全く無理な話ではありません。職探しの方法と、方向性を間違えなければ、60代でも、希望に合った看護の仕事を見つける事ができます。

60代看護師の転職で、一番多いケースは、現在働いている医療機関で定年を迎えるけれども、その後の再就職先を見つけたいというものです。退職後、のんびりとした生活を送るという選択肢もありますが、体力的にまだまだ余裕があり、経済的にも、そして老化を防ぐ意味でも、仕事を続けたいと考える人は、看護師に限らずたくさんいます。平均寿命が延び、健康への関心が高い現代、60代は知力・体力共にまだまだ社会で通用する年代と考えられるようになってきました。もちろん、若い頃に比べると、衰えてきている部分はありますが、無理をせず経験を活かした60代の働き方というものがあります。看護師は特に、臨床での経験がものを言う場面が多々あり、長年の知識と技術を身に付けた60代看護師の存在が、医療機関に良い影響を与える事もあります。

そもそも、看護師の定年というのは何歳なのでしょうか?公立病院の看護師の定年は60歳となっていますが、将来的には65歳までになる可能性もあります。また大学病院は、大学によって定年の年齢が違います。このように、実は看護師の定年は医療機関によってまちまちで、中には70歳を過ぎても現役看護師として働いている人もいます。つまり、60歳で定年の医療機関で働いていた看護師が退職後に、より定年退職年齢が高い医療機関に転職することは可能なのです。とは言え、体力や記憶力、適応能力は若い頃より低下している事が普通ですから、急性期患者を扱う医療機関や、未経験の診療科での仕事は、いくら看護師本人にやる気があっても、医療機関側が採用しないことも十分考えられますから、60歳以上も雇用可能で、しかも自らのこれまでの経験を活かせる転職先選びが大切です。

60歳を過ぎても転職が可能な看護師…とは言っても、やはり求人には限りがあります。また、表立って「60歳以上でも就職可能」とは書いていないけれども、問い合わせてみるとOKな医療機関もあります。そんな少ない求人、隠れ求人を探すのに活用したいのが、パソコンです。今、このコラムを読んでくださっているのは、60代で仕事をお探しの看護師本人でしょうか?もし、パソコンがお使いになれるのでしたら、是非、ネットを活用してください。今や医療の世界でも仕事にパソコンが不可欠になってきていますが、職探しも同様です。最新の求人情報が集まり、雑誌や新聞よりも数が多いのがネットの特徴です。中でもマイナビ看護師などの看護師専門の転職支援サイトでは、転職相談や煩わしい退職手続きや履歴書の書き方、面接のコツなど転職に関するありとあらゆるサポートも行ってくれます。パソコンは少し使える程度であまり詳しくないと言う方には、電話でもやり取りができます。また、ネット上には看護師同士、同年代同士が情報交換をするコミュニティサイトも多数存在しますから、そこで情報交換をし、転職の準備をするのも良いでしょう。60代での転職は、求人が少ないだけでなく転職希望者も少ないですから、周りに相談したり、経験談が聞ける人もいないという事もおおいに考えられます。だからこそ、広範囲に呼びかけ、情報が集まるネットは、活用価値が高いと言えます。

また、60代看護師の転職で最近多いのが、介護施設、高齢者施設と言った福祉施設での仕事です。高齢化社会を支える福祉施設は、現在、看護師の新しい活躍の場所として従事者数が増えてきています。施設の種類にもよりますが、看護師の業務内容は一般的な病院と比べてゆったりとしており、体力的な負担も軽い事が多いようです。また、臨床経験に基づいた判断力が求められると同時に、高齢者の気持ちを理解し話し相手となるなど、精神面での援助も必要になる事から、経験豊かな60代看護師に適した職場になると考えられています。このように考えると、60代看護師の転職は、少ない求人情報を最大限収集し、その中から、自分の経験や知識・技術だけでなく、体力的にも無理のない仕事を見つける事が、最も重要と言えるかもしれません。