看護師の定期検診のアルバイトは、看護師にとって人気が高いアルバイトのひとつです。しかし、未経験の方が定期検診のバイトにチャレンジした場合、意外な苦労や戸惑いを経験することもあるようです。
この記事では、病棟経験以外の様々な業務経験を積みたくて大学職員の定期検診のバイトにチャレンジした看護師の方に、仕事内容をはじめ、バイトを通して学べたことや大変だったことをインタビューしてきました。定期検診のバイトに興味があるけれど、経験がなくて不安…という看護師の方は、ぜひ参考にしてみてください!
1.様々な業務経験を積むため、大学職員の定期検診バイトにチャレンジ!
性別 | 女性 |
年齢(定期健診バイト経験時) | 28歳 |
現在の職場 | 派遣看護師とクリニックのアルバイト |
業務 | 大学職員の定期健康検診のアルバイト |
使った転職エージェント | メディカルコンシェルジュに登録し検索した |
定期健診バイトをやろうと思ったきっかけ | 登録した派遣会社の応募にあり、様々な業務の経験を得たかったため |
主な業務内容は文字通り血圧測定をして個人の検診表に記入をするというのが主なものです。しかし、細かく再診基準が決められているため何度も図りなおさないといけなかったり、検診表への記入の仕方にも細かな決め事があったりと、その日初めて定期検診業務を行った私には戸惑うことがとても多かったです。
また、問診票の記入漏れをチェックする必要もあり、1~2時間で100人以上の血圧を測りながら問診票をチェックし、記入漏れがあればお客様に直接問診しその場で記入していかなければなりませんでしたし、ある特定の薬を飲んでいるかどうか何歳以上の男性にだけ聞かなければならない(その薬を服薬中は特定の検査データに影響がでてしまうため)等もありました。慣れない私は最初の1時間は確認抜けや記入漏れ等のミスが多発してしまいました。
ただ、当時一緒のスペースで血圧測定を担当していたパートの方に伺うと、検診会社によって問診票のチェックは行わなくて良かったり、本当に血圧を測るだけで良かったりと業務内容にもかなりの差があることを教えていただきました。
そして勤務地も非常に様々で、駅周辺の良アクセスのところもあれば、車やバイク等の交通手段がなければ行きにくい場所もあり、通勤に2時間近くかかるような場所もありました。通勤が大変な場合もあるということは、頭に入れておいたほうがいいと思います。