目次
1.新人看護師に多い「プリセプター」に関する悩み
新人看護師さんのお悩みと言えば、「慣れない職場に緊張する」ことや「新しい看護技術を身に付けることに焦り」を感じたりと様々ありますが、一番大きな悩みがプリセプターとの関係性ではないでしょうか?運よく相性のいいプリセプターがあたった時には、毎日心強い気持ちで出勤できますが、どうも上手くいかないと感じて毎日辛く感じる人もいると思います。ここでは、そんな新人看護師さんが楽しく働けるように、プリセプターと上手くやっていくためのアドバイスと対策をご紹介したいと思います!
2.プリセプターとの悩み別解決法①プリセプターが必要以上に怖いと感じる場合
これまでお話したことをまとめると、まずは社会人として基本のお礼や、報告をしっかりしましょう。そして、それに加えて個人としての積極性を出すことでプリセプターと上手く信頼関係を作っていきましょう。プリセプターに過剰にびびっている転職相談A香さんについてはこれらが大切なポイントになることを忘れないでくださいね!
3.プリセプターとの悩み別解決法②将来展望や看護観の違いを感じる場合
4.プリセプターとの悩み別解決法③年齢差が大きくて価値観が合わない場合
社会人としての経験を積んだ後に看護師になることは多くのメリットがある反面、一つだけ懸念されることがあります。それはプリセプターとの年齢差です。あらかじめお伝えしておきますが、全ての事例において年齢が問題になるわけではありません。年齢差など関係なく信頼関係を築いている場合も多くありますので、その点はご了承くださいね。では具体的にどのような点が問題になる場合があるかというと、例えば新人看護師さんが35歳で、プリセプターが28歳という年齢差があるとしましょう。通常、社会人経験が豊富な先輩が後輩にいろいろと指導を行うものですが、看護の世界は年齢や他の職種の経験年数は関係ありません。看護師として経験が上の人は、経験の少ない人を指導します。つまり28歳が35歳を後輩として指導することになります。そのような場合、プリセプターは少なからず困惑するわけです。小さなことから言えば、年上を尊重し敬語で話すべきか、後輩として敬語を使わないべきかなど、悩む部分は多くあります。また一般的に看護師の業務は年配の患者さんの対応を行うことが大半で、そのような場面では一般企業などを経験してきた社35歳の会人経験豊富な新人看護師の方がよっぽど上手く対応できるのは言うまでもありません。そういった細かい部分で生じる問題により、お互いに信頼関係を築くことに躊躇したりする場合があるのです。
5.プリセプターとの悩み別解決法④人間的に性格が合わない場合
それらすべての悩みに共通する対応策は、相手を知ることに重点を置くということです。苦手と感じる人でもその人となりを知ることでグッと距離が縮まることが多いためです。最初は大変な作業に感じるかもしれませんが、すぐに慣れるでしょう。先輩は少なからず新人看護師さんに対して責任と共に愛情を持っているものです。多少性格が違って合わないと思っても、向き合うことを忘れてはいけません。また、究極の話、プリセプター制度は一年で終了します。つまり最初の年さえ我慢すればいい問題です。とはいえ、せっかくなった看護師ですので楽しく働きたいですよね?そのため、最初の大事な作業として相手を知る努力をしてみましょう。