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看護師は離職率・転職率の高い職業です。特に夜勤やオンコール、残業と言った厳しい労働条件は、結婚・出産・子育てをする女性看護師にとっては高い障害となっており、ブランクナースが増える原因になっています。そんな中、本人の努力はもちろん、周囲の協力を得ながらキャリアを積んだ看護師の一部は「看護師長」といった管理職の役職を任されます。

看護師長と言えば、看護師はもちろん医師や患者さんからも信頼される存在です。看護師長になるには、その病院で長い経験を積む必要があると考えるのが一般的です。確かに、前任者の定年退職やその他の理由で看護師長のポストに空きができた時、院内の主任クラスの看護師が師長に昇格したり、または系列病院から新しい師長を選ぶことがよくあります。しかし、適任者がいない場合や、外部からより優秀な人材を得たいと考える病院も多く、実は「看護師長の求人」は意外にあるものです。ただし、なかなか公には出てこないのが実情です。ここでは看護師長としての転職について少し詳しく見てみましょう。

★看護師長の求人が出る時とは?

そもそも看護師長の求人はどのような時に出されるのかというと、最も多いのが前任者の定年退職によるものです。この場合は予め欠員になることがわかっていますので、病院側も後任者選びに時間があります。それ以外には、配偶者の転勤、親の介護、自身の体調不良など、家族や本人の理由によるものが多いようです。若い看護師の離職理由が出産・育児であるように、ここでもライフステージと仕事の両立が難しくせっかくの仕事を辞めてしまうケースがあることがわかります。どちらもひとつの病院から出される看護師長の求人数は1名、ないしは若干名ですので、決まり次第応募は締め切られますから、情報収集と迅速な行動が大切です。

★看護師長の求人で求められるもの

看護師長として転職をしたいと考える看護師には2つのタイプがあります。ひとつは現在すでに看護師長として働いており、転職先でも同等の仕事をしたいと考える場合。もうひとつは、看護師長としての経験はないけれども、専門分野での知識と経験が豊富で、新しい職場で師長として生かせる自信がある場合です。看護師長の仕事は、看護や医療に対する高いスキルがあることはもちろんですが、それ以外にも、スタッフをまとめる統率力やリーダーとしての資質、そして指導力が求められます。これまでに看護師長の経験がある場合は、そのための教育もすでに受けている場合が多いので、新しい職場への適応も早いことでしょう。これまでに経験がない看護師でも、院内の教育カリキュラムの中で管理職になるための研修を受けたり、自らの努力で新しい職場で看護師長として勤務することは十分に可能です。また求人する側も、「○○科で5年以上勤務経験のある人」、「師長経験者」、「主任以上」などの条件を挙げていることが多いです。

★看護師長の求人の待遇と労働条件

日本看護協会の調査によれば、中間管理職および監督職(看護師長・副看護師長・主任等)の平均年収は650万円ほどです(参照:「看護職の賃金の実態」)。もちろんこれはあくまでも平均的な値で、中には年収800万円~1000万円という高い金額を提示している病院もあります。仕事内容は、管理職としてスタッフの統率が主な病院、スタッフと同じ業務をする所など勤務先により様々です。夜勤に関しても、他のスタッフと同じように行なう所もあれば、大学病院や総合病院では師長当直がある所もあります。

★看護師長として転職する時の不安

どのような職場も新しく働く時には不安がつきものです。さらに「師長」ともなれば、右も左もわからない転職先で「リーダー」として働かなくてはいけませんから、不安も大きいものです。そのような状況を踏まえ、病院の中には、転職前の病院見学や研修を積極的に行っている所も少なくありません。また、まずは「副師長」として就職し、一定期間の研修、申し送り期間を経た後、師長に昇格する方法をとっている病院もあります。一般的な看護師の転職と違い、就職した時点で高いスキルが求められ、重い責任が課せられる看護師長の転職は容易ではない分、病院側の配慮も整っています。

★看護師長の求人はどこにあるのか?

看護師長というのは誰でもなれるわけではありません。一旦ポストに空きができると、病院は後任者探しに苦労しています。ですから看護師長の求人は思った以上に存在します。しかしながら、看護師長をはじめとする管理職の求人のほとんどはあまり公には出てきません。なぜかというと、「看護師長」という重要なポストに欠員があるということは、病院にとってあまりイメージのよいものではないからです。一方、看護師長として採用してもらいたいと考える看護師も、長年のキャリアが逆に人間関係を複雑なものにしているため、あまり公に就職活動ができないことがあります。このように、採用する側、される側、ともに水面下での行動を好む傾向にあるのが看護師長の求人の特徴のひとつと言えるかもしれません。では、看護師長の求人はどのように探せばよいのでしょうか。ハローワークや求人情報誌の様に不特定多数の目に触れる所にはほとんど出てこない、あったとしてもごくわずかだと考えた方がよいでしょう。自身の事情も考慮しながら効率的に看護師長の求人を探せるのは、「マイナビ看護師」のような看護師転職サイトです。

マイナビ看護師」には「管理職の仕事」という検索条件がありますが、この検索結果はわずかに27件です。求人自体が少ないうえ、「管理職」の具体的な役職や手当などの詳細はほぼ書かれていません。

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ここで注目したいのが「非公開求人」です。看護師転職サイトは、病院との深いつながりと信頼、膨大な情報量があり、非公開求人という形でお互いの希望に沿った転職活動を進めて行くことが可能です。看護師長の転職というデリケートな内容だけに、少しでも多くの情報が得られ、なおかつ信頼がおける転職サイトの利用は効率的で、転職の成功率を高めます。