耳鼻咽喉科は耳、鼻、そして喉と口腔内の疾患に対する治療を行う科です。内科、外科と比較すると少し控えめなイメージですが、高齢化に伴う聴力障害・嚥下障害患者の増加、花粉症や喘息などのアレルギーの拡大に伴い、需要はますます高まる一方です。では、耳鼻咽喉科で働く看護師の仕事とはどのようなものなのかを見てみましょう。

★耳鼻咽喉科の看護師の業務・仕事内容

耳鼻咽喉科の看護師の主な仕事は、診察介助です。医師が正しくスムーズに診察が行えるように、患者さんの姿勢を整えたり、必要な医療器具を手渡しします。診察後は、医師の指示に従い、耳浴やネブライザー吸引などの処置を行います。注射や点滴・採血などは、医師の治療方針にもよりますが、内科や外科勤務と比べるとかなり少ないと言えるでしょう。基本的には緊急性が低く、命に関わる患者さんが来院されることは多くありませんが、基礎疾患がある患者さんは、症状が重篤化することもありますので、蘇生など緊急時の対応もできなくてはいけません。

★耳鼻咽喉科の看護師の働き方

耳鼻咽喉科は、総合病院や大きな病院の中にもありますが、個人の開業医も多くあります。そして、その開業医のほとんどは入院施設を持たないクリニック(診療所)です。クリニック勤務の場合は、他の科と同じように夜勤はなく日勤だけの勤務ですから、子育てをしながら働きやすい環境です。中には、鼓室形成術や扁桃摘出術など耳鼻咽喉科領域の手術後の患者さんが短期入院できる施設を持つ開業医もあり、その場合は看護師は日勤だけでなく夜勤も行います。

★耳鼻咽喉科の仕事は季節によって違います

耳鼻咽喉科は季節によって患者数、仕事量が大きく変動します。冬のはじめ~春先は、風邪や中耳炎、そして花粉症の患者さんがひっきりなしに訪れるので多忙を極めます。逆に夏は患者数が減少します。このため忙しい時期だけ臨時職員として看護師を募集するクリニックもあります。入院施設がある病院では、夏休みを利用して子供の扁桃摘出術などを行うため、一年を通じて一定の仕事量があります。

★耳鼻咽喉科は楽な科?

よく「楽な科」として耳鼻咽喉科の名前が挙がりますが、はたして本当に耳鼻咽喉科は楽な科なのでしょうか?耳鼻咽喉科が楽と言われる理由は、内科や外科と比べ緊急性が低く命に関わる緊張する場面が少ないので、その分ストレスが少ない=楽と思われるのかもしれません。しかしながら疾患に苦しんでいる患者さんのケアをする看護の仕事に簡単、難しいの差はありません。どのような科でも緊張感を持って真摯に患者さんと向き合っており、それは耳鼻咽喉科も同じです。また耳鼻咽喉科医療も日々進歩しており、看護師も常に向上心を持って新しい治療や看護についての学習が欠かせません。このようにして耳鼻咽喉科看護師として経験を積み、耳鼻咽喉科領域の知識と看護技術を身に付けた看護師は、一旦なんらかの事情で退職した場合でも、また耳鼻咽喉科に転職、復職したいと思う人は多いようです。

★耳鼻咽喉科の看護師の待遇

耳鼻咽喉科看護師として、入院施設のないクリニックで働く場合は、基本的に日勤だけですので各種手当が少なく、高給が望めるわけではありません。しかし、これまでに耳鼻咽喉科の経験があった場合はそれが加味されますし、在職年数が長くなれば順当に昇給していきます。子育てと両立できるという恵まれた勤務体制を考慮すると決して悪くない額だと思います。また手術介助を行った場合は手当が付く場合もあります。規模の小さい病院では、アットホームな雰囲気の所も多く、人間関係のよい職場で長く務めることも可能です。

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