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年収700万円の大学病院救命救急センター看護師から転職!看護協会のeナースセンター経由で訪問看護師へ!

看護協会のeナースセンターで転職した看護師Aさん
性別女性
年齢(eナースセンター経由で訪問看護師へ転職した当時)34歳
転職前の職場私立大学病院救命救急センター・栃木県・3交代勤務
転職後の職場訪問看護ステーション・栃木県・非常勤9時~17時
使った転職エージェントなし(看護協会のeナースセンター)
転職理由妊娠出産の都合。慢性期にも興味があった。

キャリ姉
まずは前職の仕事内容や給料の話を教えて下さい。
看護協会のeナースセンターで転職した看護師Aさん
前職は大学病院救命救急センター看護師でした。基本給は普通でしたが、夜勤手当や調整手当などの手当、ボーナスが年3回支給あり、高月給でした。既婚でしたが、2年で500万ほど貯金できたのはすごかったなあと思っています。ある月の給料は基本給が月額210000円、その他の夜勤手当や残業手当や調整手当や特殊勤務手当などで150000円でした。これとは別に年間ボーナスが1000000円以上だったので年収で言えば約600~700万程度でした。
仕事内容ですが、救命救急センターは救急車が来る初期治療室と、ある程度状況が安定した際に入院する病棟がバックにあります。交代制で当番が決まっていて救急患者対応などの初療と、病棟では重症患者の管理をします。さらに心臓疾患集中治療も兼ねておりCCUも併設。あらゆる科の、子どもから大人までの幅広い重傷管理の知識が必要です。閑散期は隣に併設のICUの手伝いもしていました。業務内容は人工呼吸器管理、輸液輸血管理など重傷管理のもと、歩ける患者さんもいるので一般的な日常生活の援助です。医師と同じように疾患のアセスメントが必要とされるところは特殊な点です。
キャリ姉
大学病院救命救急センターの看護師さんで年収700万とは栃木では相当の高給与ですね。前職を辞めて転職しようと思ったのはどういう理由ですか?
看護協会のeナースセンターで転職した看護師Aさん
辞めるきっかけは妊娠出産でした。お腹が大きくても、重症管理は座ってもできる業務が多く、走ったりすることも少なかったので、出産間際まで働かせてもらいました。しかし、出産後復帰を考えたときに、子どもが小さいので3交代勤務ができないこと。周りに親戚などもなく、常勤では帰宅時間が遅くなり学童保育の迎えに間に合わないこと。大学病院の研修・勉強会率が多いこと。前職の病棟に配属されるか分からないこと。以上理由から、常勤勤務が難しいと思いました。また、重症管理を6年ほどやったので、看護師としての幅広い知識を身につけたいので、全く違う慢性期で働いてみるのもいいなと思っていたこともあります。もっと年をとったときに、幅広い知識があるほうが仕事の幅が広がるかなと。
キャリ姉
なるほど。転職エージェントは使われましたか?転職ではどういう条件で転職を狙っていましたか?
看護協会のeナースセンターで転職した看護師Aさん
いわゆる転職エージェントは使ってないです。以前、4年勤めていた病院を結婚を機会に退職した経験があり、そのときは自宅から一番近い病院を探してたまたま救命救急センター配属になりました。それはそれで経験値になったし、今では良かったと思えるのですが、近いだけで選ばず、病棟の雰囲気なども見て決めればよかったと思いました。新婚だったのに、忙しかったので。ですから今回は、県の看護協会へ行って求人情報を色々見ました。いろいろな働き方がある(病院だけではなく、施設や保育園、市役所など)と知ったうえで、訪問看護を選択しましたが、看護協会のeナースセンターに登録し、半年くらいは様々な職場を検索し、給料や条件などを吟味しました。転職にあたり狙っていた条件はとにかく、子どもの生活に支障の出ない時間で働けるところが最優先でした。午前中のみ週四日から始めようと思っていました。
キャリ姉
なるほど看護協会のeナースセンターを使われたんですね。転職先が訪問看護ということですが仕事内容や給料はどうですか?
看護協会のeナースセンターで転職した看護師Aさん
まず仕事内容ですが訪問看護師として、ひとりで各家庭を訪問しています。バイタルサインの測定から始まり、排便処置、内服の管理、点滴、採血、保清支援(入浴、清拭など)など、病気を持ちながらの日常生活の支援が主な仕事です。対象患者は、介護保険の対象のお年寄りだけではなく、全年齢を対象としたがん末期の方や在宅看取り希望の方、難病の身体障がい者の方の支援も含みます。その他に毎月、患者さんの状態をケアマネージャーと医師へ報告する報告書作成などの事務作業もあります。常勤も非常勤も同じ仕事をしていますが、非常勤はオンコールの当番を持たず、日勤のみの勤務です。給料は前職よりかなり下がりました。最初の1年は午前中週四日だけ、夫の扶養範囲で働き、仕事に慣れてきたところで、午後も働けないか?と打診が入るようになりました。たまに午後も働くようになると夫の扶養範囲内を余裕で越えてしまったので、2年目からは月~金フルタイムで働いています。非常勤を選択したので、時間給ですし、常勤だったときから比較すると、月収は1/3です。夜勤も手当もないので。非常勤ですが、年二回の賞与があったり、有給が自由に使えますし、年収にすると300万程度です。生活は楽ではないですが、福利厚生も充実している大きな団体なので、その点は満足しています。
キャリ姉
元々の年収700万水準からするとどこに転職しても年収は下がってしまいますよね。今回転職を決意して「よかったこと」と「悪かったこと」を教えて下さい。
看護協会のeナースセンターで転職した看護師Aさん
よかったことは、訪問看護師は年齢層が高く、ほとんどが病院勤務を経たベテランナースですが、主任クラスの先輩から学ぶことは非常に多いということです。また、今まで関わってこなかった日常生活の支援について学ぶことができ、看護技術に自信が持てています。大学病院は診療の補助業務に偏りがちですが、訪問看護師業務は私が考える理想の「看護師さん」の仕事です。急性期で仕事をしていたときは、ひとりひとりの名前を覚えたことがなかったのですが、在宅看護はひとりひとりとしっかりと向き合って支援できるところが気に入っています。若いころは、急性期でバリバリやるのが良い看護師だと思っていたのですが、看護にはいろいろな形があるのだということを学びました。また、訪問看護の奥深さを知ることができたことは自分にとって良かったと思います。
訪問看護師はコミュニケーション能力に長けたナースの集団なので、病院ナースより人あたりが良い方ばかりです。急性期でも、それなりに馴染んで仕事できていたのですが、慢性期で働くナースのほうが雰囲気が柔らかいですし、休みをもらうにしても、皆さん既婚者ばかりなので事情を理解してくれます。働きやすいなと思います。
悪かったことは繰り返しになりますが給料が少ないことです。しかし、これは仕方のないことです。今は子育てが大切な時期ですから、そのうち嫌でも働けるときがくるからと現先輩から教えて頂き、お金がなくても大切なことを見失わないようにしなければと思っています。それ以外は特にないです。
キャリ姉
これから転職したい看護師さんへメッセージを!特にeナースセンターの利用を検討している看護師の方などに向けて!
看護協会のeナースセンターで転職した看護師Aさん
看護の仕事は多種多様です。どんな求人があるかを調べてみると、こういう仕事もあるのか!と思います。看護協会のeナースセンターぜひ使ってみてください。どんな職種についても、看護師免許が役立つと思います。急性期でバリバリできるナースが素晴らしい、できるナースではありません。看護にはいろいろな形がありますし、その場所で求められるスキルも全然違います。自分に合った、これだ!と思える仕事内容に出会えるまで、転職していいと思います。どんな看護もやってみないとわからないものです。医療とは離れた仕事に就いたとしても、看護師は看護師なので、自分に自信をもって転職して頂きたいと思います。看護協会のeナースセンターは私はお勧めします。