病院・クリニックへの看護師転職
看護師の約85%は病院・クリニックで勤務している実態(参照:看護師の勤務先の分類)を考えても、世の中の看護師の転職事例の大半は病院・クリニックになります。特に病院は約70%の看護師が勤務していますので病院への転職事例は非常に多いです。ここでは実際に病院・クリニックに転職・復職した看護師さんの体験談を掲載しますので、今後転職予定の方はご参考下さい。

1.総合病院外科病棟を結婚退職!6年のブランクを経て精神科クリニックへ復職!

性別女性
年齢(転職時)35歳
転職前の職場都内の総合病院の外科病棟(正社員)
転職後の職場埼玉県内の精神科クリニックの外来(正社員)
使った転職エージェントマイナビ看護師
転職のきっかけ労働条件の悪さと結婚が理由で退職
キャリ姉から一言!都内の総合病院外科病棟に勤務するも、日頃から労働環境に悩みがありプライベートの結婚のタイミングで思い切って退職!その後、出産・子育てを6年間経て、35歳で地元の精神科クリニックへ復職!
キャリ姉
都内の総合病院を辞められたということですが、退職理由を教えてください。
転職体験者A美
退職理由は「労働条件の悪さと結婚のタイミング」です。入職当初より「体がきつい」と感じており、疲労が抜けることがなく働いていました。外科病棟でしたので、術前からOP出しまでの看護、そして術後から退院までの看護や指導が主な業務内容で、パターン化していると言えばそうなりますのでパターンを覚えて慣れればすんなりと業務をこなすことができる分野ですが、急変や緊急入院が多いのも特徴で、体がついていくのに精いっぱいでした。心に余裕がなく「ただただ毎日しんどい」という感じでした。

また、院内では看護研究発表や研修などもありましたので、私には何もかもが負担で重く感じられていました。辞めたいという気持ちは常に強くありましたが、きっかけがないために仕方なく仕事を続けていた状態です。そんな中、29歳の時に結婚することになりました。結婚に対する嬉しさと同時に、それなりの退職理由ができて、これでこの疲労から解放される嬉しさというかホッとする安心感がありました。結婚が退職のいいきっかけになったというわけです。

キャリ姉
大きな病院で激務の中、看護師として頑張っていたんですね。復職されたのはブランク明けですよね?
転職体験者A美
はい。結婚退職後、潜在看護師の期間が6年くらいあって、子供二人が小さい時(就学前ですが)に地元の精神科クリニックへ復職しました。復職まではブランクがあって少し不安でしたが、新卒時と違い年齢的な落ち着きも出てきましたし、なんとか今は仕事をこなしています。
キャリ姉
以前と比べ、労働条件や疲労度はどのように変化しましたか?
転職体験者A美
外来の精神科クリニックですので、基本的には日勤専従の残業なしというのが一番の魅力です。昔よりもちろん激務度は減りましたし、疲労度も比べ物になりません。夜勤もないですしね。
キャリ姉
6年もブランクがあいて復職となると、子守りの問題などもあると思うので、親や旦那さんからは反対されませんでしたか?ママが仕事でぐったりしていると周りの親族にしわ寄せがいくというか・・・。
転職体験者A美
復職については子供がまだ小さいののもあり、実は親族の反対もありました。でもやっぱり看護師のキャリアをいつかは再開したいと思っていましたし勇気を持って踏み出しました。今の状況としては、育児をしながらの仕事は確かに大変ですし疲れるのですが、その疲労は今私にとってとても心地が良い疲労なんです。また、精神科クリニックですので、私の性格にあっているのか、以前の外科病棟のようにバタバタと忙しい分野でないことも疲労の質が違う理由のひとつだと思います。外科病棟のように派手さはないですが、とても専門性の高い分野だと思いますし、私にはペースが合っているように思います。それと、埼玉県内のクリニックですので自宅から比較的近い場所に職場があり、これは疲労度軽減に直結する理由だと思います。通勤にかかる時間や渋滞状況などは疲労度を左右しますからね。
キャリ姉
なるほど。精神科の方が向いている性格なのかもしれないですね。あと通勤時間軽減による体力の温存も大きいと思います。今は親族の皆さんの反対の態度も変わってきましたか?
転職体験者A美
はい。当時、仕事復帰に反対していた義父母も、今では私の仕事に理解を示してくれますし、育児や家事に積極的に協力してくれています。今振り返ると、復職のタイミングで前職の退職理由も十分に考慮して新しい職場について調べ、そしてもう一度看護師として働きたいという気持ちを大事に持ち続けていたのが良かったのだと思います。その点では、一緒に情報収集をしてくれたマイナビ看護師のスタッフには感謝しています。周囲の反対もありましたが、思い切って復職してよかったと思っています。
キャリ姉
転職前の疲労感についてもう少し聞かせて欲しいのですが、外科病棟であったことや夜勤などの労働条件の問題、通勤時間などの他に、疲労感の背景になっていたこととして思い当たる理由はありますか?
転職体験者A美
自分自身の考えが曖昧だったことは実は大きいのかなあと思います。看護師としてどのように成長していきたいのかという話以前に社会人として自分の存在意義が明確でない状態でしたし。新卒なら誰でもそうかもしれませんが、自分をよく知らないまま仕事をしていたので、何をそしてどこを目指していけばいいのか分からない状態でした。だから、目の前の業務に流され、虚無感に陥り、それを疲労と感じていたのかもしれません。今は子供もいますので時間的制約が多く、自分の時間など無いに等しいのに、虚無感など感じません。感じる暇もありません。自分が社会人としても看護師としても成長したのではないかと思っています。
キャリ姉
自分に正直に行動することで居心地のいい職場を見つけられて、毎日の充実度が上がったんですね!お子さんが生まれて逞しくなったのもあるかもしれないですね!これからもぜひ頑張って下さい!

結婚退職後の看護師復職

 

2.年収増を目指して!訪問看護ステーションのパートから小規模病院の常勤へ転職!

性別女性
年齢(転職時)41歳
転職前の職場都内の訪問看護ステーション(パート)
転職後の職場都内の小規模病院(正社員)
使った転職エージェントマイナビ看護師
転職のきっかけ子育てが一段落して年収アップを目指しパートから正社員になりたかった。
キャリ姉から一言!子育てと両立しながら訪問看護ステーションのパート勤務を続けてきて、子育てが一段落したタイミングで小規模病院の常勤への転職を決意した40代の看護師さん!
キャリ姉
40代に入って訪問看護ステーションのパートから病院の常勤への転職というのは何かプライベートに変化があったんですか?
転職体験者B美
子供が中学生になり子育てが一段落しましたので、収入アップを視野に入れて正職員としてまた働いてみようと思って転職しました。これからまだまだ教育費がかかりますし、夜勤もこなして稼ごうという気持ちになり転職した形です。訪問看護ステーション勤務では、訪問1件につき○○円でしたので、件数を多くこなせばこなすほどお給料はアップしますが、やっぱり病院の正職員の方がボーナスや夜勤手当など諸手当がありますので、お給料は大幅にアップします。また転職先は自宅から近い職場ですのでこれも転職を決めた理由です。
キャリ姉
訪問看護ステーションから病院へ転職するにあたり、不安はありませんでしたか?一度病院勤務を離れると、怖くてもう病院へは戻れないという看護師の方が多いですよね。
転職体験者B美
確かに不安でした。転職先を考えている時、病院の正職員よりも高齢者施設の正職員の方が無難かもしれないと思う時もありました。今さら病院勤務なんかできるのか?と想像すると怖かったです。でも、私が転職した病院は200床以下の小規模病院で、リハビリ病棟や療養病棟が主です。大規模総合病院のように、救急外来があったり、常に最新の治療や検査を導入しているわけではありません。ですので、少し肩の力を抜いて考えてみたのです。このあたりはマイナビ看護師などの転職エージェントにもじっくりと相談しました。
キャリ姉
なるほど、それなら確かに少し安心なのかな。訪問看護ステーションでの業務は、病院勤務に比べると看護技術を実施する機会がはるかに少ないですが、ゼロではないですもんね。浅く広くですが毎日何らかの看護技術は実施していますもんね。
転職体験者B美
はい、一応浅く広くですが看護技術の実施はあります。転職の時に思ったのは、病院から離れていた分、最新の技術や知識には疎いかもしれませんが、患者さんにとって最新が一番いいとは限らず、個々の患者さんに合った方法で看護を提供していくのが訪問看護師の基本姿勢なので、それが活きることもあるかなあとマイナスに考えないようにしていました。業務が流れるスピードは病院と訪問看護ステーションでは違いますが、質を落とさず間違うことなく仕事をこなすことで、病院勤務の勘を取り戻すことができるはずだと自分の選択を信じました。
キャリ姉
転職されて病院勤務には慣れましたか?
転職体験者B美
はい、思っていたよりも早く環境の変化に馴染むことができました。久しぶりの病棟勤務ですので、最初の頃は緊張もありましたが、ワクワクした気持ちもあってか業務の流れや患者把握はすんなりできていました。点滴注射や内服薬投与については、聞き慣れない薬剤名があったり何の薬だったかすぐに思い出せないものもありますが、見栄を張らずにすぐ聞くようにして一つ一つ確認しながら慎重にやっています。医療機器については本当にその進歩を実感しています。扱い方は、経験を積みながら慣れるように今も努力しています。どれだけ機器に触れたかで、その機器の癖が分かってきますからね。ミスがおきないように医療機器にもいろいろ工夫がされているので、看護師サイドでも十分注意して、ミスをおこさないようにしなければと思っています。
キャリ姉
他に訪問看護ステーションから病院へ転職されて何か気付いたこととか感じたことはありますか?
転職体験者B美
夜勤が無く、そこそこいいお給料で、看護技術も実践できる訪問看護ステーション勤務に憧れている看護師が病院勤務者には多いんだなあと思いました。デイサービスやデイケアなど高齢者施設は、看護技術を発揮できる機会が無いに等しいので、病院勤務へはもう二度と戻れないと感じている看護師がとても多く、病院と高齢者施設の中間ではないですが、訪問看護師ステーションに興味を持っている人は多いですね。訪問看護ステーションでの勤務はどんなものか?転職後、生活がどういう風に変わったか?などをよく質問されます。私は、新卒で病院勤務後、結婚や出産を経て訪問看護師として働いたあと、再び病院勤務に戻ることができていますので、理想の転職パターンのレールを走っていることになるのではないかと思います。
キャリ姉
「病院辞めたい」という看護師さん多いですからね。まあメリットも多いんですがね。これからも病院の正社員として輝いていって下さい!

訪問看護ステーションのパートから病院の常勤へ転職

 

3.腰痛に苦しむ看護師!訪問看護ステーションを諦め中規模病院の健診部へ!

性別女性
年齢(転職時)48歳
転職前の職場都内の訪問看護ステーション(正社員)
転職後の職場都内の中規模病院の健診部(正社員)
使った転職エージェントマイナビ看護師
転職のきっかけ持病の腰痛で訪問看護ステーションへの勤務が厳しくなったため。
キャリ姉から一言!ヘルニアの手術を経て腰痛でも働ける健診部へ転職!持病と闘いながら看護師として輝ける場所を模索する40代の看護師!
キャリ姉
健診業務は人気があるので転職希望の看護師の方は少なくないですよね。元は訪問看護ステーション勤務だったそうですが転職理由を教えてください。
転職体験者C美
転職理由は病気(腰痛)です。長年勤めている間にヘルニアになり手術し、一時期は訪問看護ステーションを休職したりもしていました。その後、復職はできたんですが、腰痛は完治することが難しく、訪問時の車の運転や入浴介助はとても大変で、鎮痛剤で疼痛をコントロールしながら仕事を続けるという苦しい毎日でした。

仕事を終えた家での私は、仕事で目いっぱい体を使った後なので疼痛と闘いながら何もすることができず、ぐったり横になって休む時間が多かったです。家事や趣味などに向かう気力が無い状態でした。仕事のためだけに家で休むという毎日が続き、休日に家族で外出したり、子供の学校行事にも参加したりすることができませんでした。当たり前ですが、家族や両親は心配して、仕事を続けることには早くから反対していました。

人間関係などの職場環境が良く、仕事が充実していたので退職することには躊躇しましたが、プライベートを満足に過ごすことができなかったので、結局は退職を決めました。体に負担のない健診業務の仕事を見つけたのはそれから1年くらい後でした。マイナビ看護師のスタッフに事情を説明して腰痛持ちの私でも勤務しやすいところを探してもらいました。通勤距離は延びましたが、体はとても楽です。

キャリ姉
体のことを考えて転職される場合、やはり業務内容を一番に考慮されて採用先を探す形でしたか?
転職体験者C美
そうですね、例えば精神科領域の病をもつ方は人間関係を一番に重視するため、まず転職先の規模や配属されているスタッフ層を調べて、次に定期受診を確実にできるように労働時間や休日数をチェックすると思います。私のように身体疾患がある場合は、仕事内容によって体にかかる負担が異なりますので、業務内容を最優先することになってしまいます。健診業務は単純作業ですが、患者さんを移乗させる時の抱える動作が無いので、私のように腰痛で悩んでいる方には適していると思います。ただ、看護師としての向上心が旺盛の方は物足りなさを感じるかもしれませんが。
キャリ姉
そうですよね。私も精神疾患持ちの看護師の転職サポートは経験ありますのでわかります。今は病院の健診部に配属されていますが、病棟勤務への異動を促されたことはないですか?転職の時に異動はなしなどの取り決めがあったとか?
転職体験者C美
異動の打診はされたことあります。面接時に、腰に負担がかからない健診部を希望して採用されたわけですが、やはり月日が経つとそういうことは忘れられるのか、人員不足の時には外科や緊急入院で急に忙しくなった病棟へ応援スタッフとして手伝いにいくように指示があります。健診部は業務に余裕がある日が多いため、病棟への応援スタッフとして派遣されることは当然かもしれません。そのうちに病棟への異動辞令が正式にでるのではないかと思っています。

病棟では健診部と違って色々な看護技術を経験できますので、新たな勉強にもなりブラッシュアップという意味でデメリットだけではないんですが、でも今の私にとって病棟勤務は腰痛再発のきっかけになりますので、病棟への異動は不安です。

キャリ姉
もし、正式な病棟異動の辞令が出た場合はどうしますか?
転職体験者C美
とりあえず今は腰痛はそこまでひどい状況じゃないので、辞令に従って病棟へ異動するかな・・・。できるだけ再発しないように気をつけながら勤務する日々が続くと思いますが、再発した場合はまた転職を考えるでしょうね。いずれにしても、腰痛が強くなって休む日が多くなると前職と同じパターンになると思います。なのでなるべく交渉はしますが・・・。
キャリ姉
次もし転職するならは、今回のように病院併設の健診部ではなく、健診協会のように健診に特化した企業への転職が無難かもしれないですね。あとはクリニックへの転職とかも候補になりますかね。腰部への負担を避けるためには、皮膚科や小児科とかのクリニックが無難かもしれないですね。腰痛は看護師の仕事にとっては致命傷だと今回の話でよくわかりました。ちなみに看護師以外の仕事を考えたことはありますか?
転職体験者C美
はい、あります。腰痛に悩まされながら、何度も転職するのは気が滅入ります。実は、今回転職する際に、何か私に出来る在宅ワークはないだろうかと真剣に考えました。でも今の私には看護師の仕事以外にこれといって仕事に結びつく技術や能力がないので諦めました。今後のことを思うと、看護師以外にも収入を得られるような技量を身に付けておく必要がありますね。

看護師は求人数が多いため、簡単に転職できるような感じがしますが、ケースによっては、私のように限界もあるのではないかと思います。問題なく転職できるケースというのは、健康はもちろんですが、それなりに経験や知識があり、かつ環境変化に対して柔軟に適応できる方ではないでしょうか。

腰痛看護師転職

 

4.精神科で輝く男性看護師!個人病院から県立病院へ転職し公務員に!

性別男性
年齢(転職時)34歳
転職前の職場地方都市の個人の精神科病院(正社員)
転職後の職場地方都市の県立の精神科病院(正社員)
使った転職エージェントなし
転職のきっかけ精神科で、より待遇のいい県立病院へ転職したかった!
キャリ姉から一言!精神科限定で新卒から活躍してきた男性看護師さんが、公務員採用でよりよい待遇を求めて県立の精神科病院へ転職!
キャリ姉
精神科はやはり男性看護師の活躍は目立ちますよね。今回の転職も精神科から精神科への転職のようですが、今までずっと精神科看護師として勤務されているのですか?
転職体験者D男
はい、今でこそ精神科以外の一般科病棟でも男性看護師も男女関係なく募集していますが、私が新卒の頃は今より男性看護師が少なく、卒後は精神科へ就職する人が多かったです。ですから、新卒時から今まで精神科のみでしか勤務したことがありません。でも、私の性格にはピッタリ合っている診療科だと思うので、この先も精神科で勤務していきたいですね。
キャリ姉
同じ精神科病院間での転職ですが、待遇面などを考えて転職されたのですか?
転職体験者D男
はい、そうです。私はまだ独身ですが、将来のことを考えて今の県立病院を受験しました。前職の個人病院には長年勤めており、すでに組織にも慣れ人脈もそれなりに築いていたので特に不満はありませんでした。でも転職先の大きい精神科病院の方が労働組合もあり、福利厚生も充実していると聞き、思い切って受験し退職したわけです。
キャリ姉
公務員となり、待遇面はいかがですか?
転職体験者D男
前職には申し訳ないんですが、全然比べものにならないくらい違います。まず、年休をきちんと取得できることに驚きました。それも皆がしっかり取得しているので、臆することなく自分も取得希望を申し出ることができます。そして、残業もほとんどありません。残業代を出さないようにコスト管理していると思いますが、定時に退社できるように業務管理できていて、短時間でも居残っていたら早く帰るように注意されます。組合活動が活発だからでしょうか、その恩恵を受けていると感じます。待遇面では民間病院と比べるとかなりいいですよ。

ただ、夜勤明けや休日に組合活動に参加しなくてはならないので苦痛に感じる時が多々あります。これも業務の1つとしてみなされているので、病棟ごとに代表者が決められており順に参加しなくてはならないのです。待遇面で恵まれているので不満を言うと罰が当たりそうですが、朝から夜中まで労使交渉する日も少なくなく、少しストレスを感じますね。

キャリ姉
仕事そのものはいかがですか?
転職体験者D男
前職では医師が数年固定され異動がなかったので、医師の癖をつかんで慣れると対応しやすく、その分ストレスなく業務を進めることができていました。でも、県立病院は2~3年ぐらいの間隔で医師が異動するので、慣れるまで対応に戸惑う時があります。医師が変わるということは、患者さんの治療方針や内服内容が変更されることを意味しますので、看護計画を立案し直したり、患者さんへその都度説明したりしなくてはなりません。どちらかというと、看護師よりも患者さんの方が適応するまで時間がかかり、精神症状に影響が出ているのではないかと思うくらいです。医師の異動があると、患者さんを含め病棟全体が落ち着かない感じがします。仕事自体は充実していて楽しいですよ。
キャリ姉
仕事の仕様はやはり変わってしまいますよね。全体としては転職は成功と言えそうですか?
転職体験者D男
そうですね、待遇がいいので転職したことを後悔はしていません。前職の同僚にも羨ましがられます。多分このまま定年まで勤めるような気もしています。将来の不安としては、もし何かあって精神科以外で勤めるとなると、精神科しか経験が無いので、他の診療科で勤務することを想像すると少し不安なくらいでしょうか。内科や外科、内視鏡や造影検査など、学生時代の実習以来ノータッチのものがほとんどです。新卒時に一般診療科のある総合病院へ短期間でも勤務していれば、私のような不安はないと思いますが、男性看護師は精神科勤務が多いという時代を歩んできていますので、このような悩みをか抱えることになりました。
キャリ姉
できれば精神科でずっとキャリアが続く方が理想ですね!男性看護師は精神科はもちろんですが力仕事である入浴介助や移乗介助の多い病棟勤務などでは重宝されますし、これからも色んな場所で必要とされますよ!もし精神科以外に行くことになったとしてもキャリアアップのチャンスだと思って頑張れるといいですね。

公務員看護師へ転職

 

5.夫の仕事の都合で長野にIターン転職!新天地で輝く非常勤看護師!

性別女性
年齢(転職時)35歳
転職前の職場都内の総合病院(正社員)
転職後の職場地方都市の中規模病院(非常勤)
使った転職エージェントなし
転職のきっかけ夫の仕事の都合で信州(長野)へ引っ越すことになったため。
キャリ姉から一言!東京生まれ東京育ちの看護師さんが家族で信州(長野)にIターン!ブランクを開けずに働くために子育てと両立しながら非常勤で地方の病院で活躍する看護師さん!
キャリ姉
都内の総合病院の常勤から長野の中規模病院非常勤へ転職されたそうですが経緯を教えて下さい。
転職体験者E美
東京で結婚して子育てをしていたのですが、出産してしばらくして、夫の都合で東京から夫の実家がある信州(長野県)へ引っ越すことになりました。私自身、新しい土地に慣れてないので働くことに躊躇していましたが、ブランクを空けたくなかったので、自宅から一番近い職場を探して今の職場へ転職しました。以前とは異なる土地での生活が始まってからそれほど月日が経っていないので正直大変です。結婚するまでは、東京でずっと暮らしていましたし、雪を目にすることがほとんどありませんでしたからね。
キャリ姉
小さいお子さんがいらっしゃる中でのIターン転職とは大変ですね。ブランクを空けたくなかったとのことですが、ご主人は仕事に対してどのようにお考えだったんですか?
転職体験者E美
最初は仕事を再開するのに反対していました。子供がまだ小さく幼稚園児であることが一番の理由です。今の病院内にも、また自宅近くにも託児所はありませんから。また、夫は自分が生まれ育った街を私や私の家族に案内して回ってしばらくはのんびり暮らしたいと思っていたようでした。なのでしばらくは子育てメインで仕事は無しでゆっくりしとけばいいというスタンスでした。でも、今は多分応援してくれています。内心はまだ十分納得していないようですが(笑)
キャリ姉
転職体験者E美さんとしてはブランクが空くと、やはり怖かったですか?
転職体験者E美
そうですね。新しい土地に慣れてからでいいじゃないかという夫の意見もありましたが、いつ慣れるのかが疑問でしたし、早くから外に出て働いた方が色々な情報が入ってくるので、家の中にじっとしているよりも、早く土地にとけ込むことができるのではないかと思ったのです。また、医療現場はどんどん進歩していますので、私自身、看護師としていつまで通用するか分かりません。皆から取り残されないように、看護師として現場に出て働くなくては!といつも思っていました。
キャリ姉
キャリアはなるべくなら連続している方がベストですよね。新天地では中規模病院で非常勤勤務ということですがいかがですか?
転職体験者E美
いくら中規模病院とはいえ、新しいことばかりで緊張の連続です。非常勤なので勤務時間も短いですが、正職員並みに働いたときような疲れが後からドッとあふれてきます。新しい考え方や手技を積極的に取り入れているのか、同じひとつの手技でも前職で経験した手技とかなり違うものもあります。また、それぞれ考え方や方針が異なるせいだと思いますが、職場によってこんなにも看護体制が違ってくるのかと驚かされます。また、自分では意識していませんが、看護師として、また組織の人間の一人として気を使いながら働いているせいか、充実していますが毎日とても疲れます。
キャリ姉
待遇面はいかがですか?
転職体験者E美
前職の総合病院とは全く違います。前職は新卒から結婚退職まで勤務していた職場ですが、独身でしたので夜勤やお正月出勤も積極的に出勤していました。ですから、その分手当が多くありました。今は、非常勤職ですし中規模病院ですので待遇面では劣りますね。長野という土地柄、東京より平均年収が低いのもあると思います。でも、ブランクが空く方が怖いので、待遇面について今は我慢しています。子供が大きくなるにつれ、今後はそれらも含めて転職先を検討していくと思います。
キャリ姉
住んだことない場所へのIターン転職ということでお話お伺いしましたが、職場や土地に慣れていくためのポイントなど経験者ゆえのご意見お願いします!
転職体験者E美
例えば、この土地には独特の方言がありますから、戸惑う時が多いんですよ。でもここで暮らすことに決めたからには、言葉にも慣れていかないと仕事にも支障が出ますので、方言も受け入れていかないといけないです。一番大事なのは「受け入れる姿勢」じゃないでしょうか。そもそも東京からここに来たように今度は夫の都合でどこにいくかわからないじゃないですか?なので今自分がいる場所は「止まり木」で、「人生なんてローリングストーンズ(転がる石)」くらいの感じで、今の自分の環境を受け入れて周りにも馴染んでという感覚が何より大事なんだと思います。柔軟性をもって物事を受け入れていく感覚を大事にしていけば環境の変化も怖くないと思います!

看護師のIターン転職

病院・クリニックへの看護師転職のポイント

看護師の就業先は病院が約69%とクリニックが約16%で、この2つで約85%の看護師が勤務しています。病院・クリニックは大半の看護師が勤務する場所だからこそ求人数も膨大にあります。「夜勤の有無」「駅からの距離」「福利厚生の充実度」「病床数」「年収」など求人の比較項目を挙げればキリがありません。ですのでマイナビ看護師などの看護師転職エージェントを使って自分の希望に合う病院・クリニックをしっかり探しましょう。自分でサイト内検索することも可能ですし、条件を提示すればスタッフが候補をピックアップしてくれます。選択肢が多い採用先の種類であるからこそしっかりと自分にあった採用先を探しましょう!