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サービス付き高齢者住宅(サ高住)にも看護師のバイトが出ています。高齢化や介護の多様化の中でサービス付き高齢者住宅(サ高住)は施設自体も増えてて来ていて看護師がバイトを探すには向いています今回は、サービス付き高齢者住宅(サ高住)で夜勤のアルバイトを経験した看護師の方に仕事内容や実際の体験談をインタビューしてきましたのでご紹介します。

1.同僚が開業したので紹介を受けた!サ高住の夜勤バイトに挑戦!

性別女性
年齢(サ高住の夜勤アルバイト経験時)26歳
現在の職場都内の大学病院(正社員)
業務サービス付き高齢者住宅の夜勤バイト
サ高住の夜勤アルバイトのきっかけ小児科病棟での経験を知っている友人から勧められ、業務が簡単だと思って応募。
キャリ姉
サービス付き高齢者住宅(サ高住)は最近増えていますね。夜勤アルバイトも求人サイトでよくみけます。具体的な仕事内容など教えて下さい。
サ高住の夜勤アルバイト経験者A子
1フロア20人が2フロアあるサービス付き高齢者住宅(サ高住)にて夕方から翌朝にかけての夜勤のバイトでした。仕事内容としてはバイタルサイン測定に加えほとんどが食事の配膳、介助、オムツ交換等介護的な仕事が多く、ヘルパーさんと2人で夜勤でした。施設の記録に加え、一応訪問になるので訪問介護の2つの記録を書かなければいけなかったので大変でした。認知症の方が多く、夜間中途覚醒、徘徊される方のお世話が大変でした。その為一応仮眠時間は2時間確保されているものの実際はほとんど仮眠ができませんでした。そんな中、発熱や急変もあり、時には看取りもしていました。

ある日、初めて一緒になったベテランヘルパーさんがおり、その方に指示されながら「○○さん洗い物お願い!私バイタル行ってくるから!」と言われ、内心「私看護師なんだけどなぁ」と思いつつ郷に入れば郷に従えの精神で「はい!わかりましたー!」と看護師の私が洗い物をしている後ろでヘルパーさんがバイタル測定をしているという奇妙な光景もあるようなバイトでした。それだけやって1勤務8000円という激安の賃金でした。その方と一緒に夜勤をやるまでは「知り合いの紹介だしそんなすぐには辞められないな」と我慢していましたが、そのベテランヘルパーさんと夜勤をした明けの帰りにその紹介をしていただいた元同僚の方へ電話し、その日を最後に辞めました。

キャリ姉
サ高住の仕事内容も色々大変ですね。給料8000円というのも安いですね。一方で得られることもあったのでは?
サ高住の夜勤アルバイト経験者A子
今まで正規職員として病院(病棟)でした働いた事がなかったのですが、対象が患者さんではなく、利用者さんになり、対応にかなり気を使い、その上認知症の方が多く、家族も熱心な方が多いので身体的にも精神的にもとてもつかれました。しかし、そういった福祉施設は医療ではなく介護がメインで介護士さんの強さも学ぶことができました。今後もし福祉施設で働くとすれば、自分が看護師で医療職であるという変なプライドを持つよりも、介護をメインと考える柔軟性が必要なのだと学びました。
キャリ姉
介護士さんとの関わり方が学べたわけですね。給料面以外でサ高住での夜勤バイトに対して他にネガティブな意見はありますか?
サ高住の夜勤アルバイト経験者A子
看護師として働くには賃金が安いというのが一番のネガティブ意見なんですが、体力も必要で、なおかつ、介護、介護士がメインなのでやる事はほとんどが同じなのですが病院で働く感覚とは全く雰囲気や手順、根拠も違うので、そこに自分が合わせなければいけないというところにすごく苦労しました。病院勤務であれば患者さんの退院を目標に看護を行いますが、サービス付き高齢者住宅では、ほとんどの方はその場所がゴールであり、いかに、QOLを高めるかという個別性が強く求められとても苦労しました。
キャリ姉
なるほど。サービス付き高齢者住宅(サ高住)の夜勤バイトの体験談ありがとうございました。