1.第二新卒で転職したい看護師に多い理由

看護師を目指す理由として、「一生続けられる仕事だから」「資格があれば仕事には困らないから」…等の理由を挙げる人がたくさんいます。また、「看護師は他の仕事と違って、職場が選び放題だから羨ましい」「辞めても、次の職場を見つけるのは簡単なんでしょう?」なんて言われた経験がある看護師さんも多いのではないでしょうか。でも、現実はそう上手くいきません。特に、就職してから3年目を迎える前に退職してしまう看護師がとても多いという事実が、それを物語っています。3年目以内の転職はいわゆる「第二新卒(新卒から1-3年目の再就職)」という求人マーケットになります。ここでは第二新卒の看護師の転職事情について詳しく解説します。

転職相談R子
私は新卒で都内の総合病院で勤務し始めた新人ナース(24歳)です。今1年半くらい勤務していますが、実は今の病院をもう辞めたいなあと思っていまして・・・。でも第二新卒という枠で転職するのにいささかの不安もあります。今回は第二新卒の看護師の転職事情について教えて欲しいです。

キャリ姉
第二新卒の看護師転職は最近さらに増えてきている印象です。看護師に限らず新卒3年以内の退職率は年々上がっているというデータもあるので早い段階での退職は今の若手人材の特徴の1つなのかもしれません。新人看護師さんがとりわけ早い時期(第二新卒時期など)で辞めたい、転職したいと考える理由は何があると思いますか?私なりの体験談ベースの話ですがいくつか挙げてみます。

 

・看護師という仕事に対する理想と現実の違い

長年、看護師になることを夢に見て、辛い実習や受験勉強の末、やっと手に入れた看護師免許。患者さんの役に立ち、立派な看護師として働きたい!と意気揚々と就職したものの、現実は理想とは違っていた。こんなはずじゃなかったのにと言うことは少なくないですありますよね。もちろん、実習や学校の先生の話を通して、看護師の仕事は容易ではないということは知っているし、その覚悟もできていたはずです。それでもやはり感じずにはいられない現実とのギャップなんです。特に、理想や志が高い人ほどギャップが大きく、ショックも強いです。このようなギャップは、時間がたつにつれ「これが現実」と納得できることもありますが、看護感の違いや適性の違いなど、どうしても受け入れられないことがある場合は、新卒3年以内の第二新卒の時期で転職をする看護師さんも多いです。

・教育プログラムが整っていない

大きな病院では、その病院独自の教育体制がしっかり整っており、卒後教育に力を入れていますが、全ての病院がそうとは限りません。小さな病院でもプリセプターがつき、新人看護師が一人立ちできるよう段階的に教育、評価をしていくところもあれば、教育係とは名ばかりのところ、先輩看護師の仕事を見よう見まねで覚えなくてはいけないところなど様々です。このように、教育プログラムが整っていない病院では、新人看護師が物足りなさや、焦りを感じるため、転職を考える傾向が多いように感じます。一方で、教育プログラムが整っている病院だったらマイナス要素はないかと言うと、指導者であるプリセプターとの関係がうまくいかず転職をするという人もいるので難しいところです。

肉体的、精神的疲労

看護師の仕事は、「命」に携わる仕事。それだけに責任も重く、精神的な負担ものしかかります。特に新人看護師は、覚えなくてはいけないことも多く、その中で多忙な業務もこなさなくてはならず、数々のプレッシャーが新人看護師を押しつぶします。特に注射や採血など経験を積むことで上達する看護技術や、急変時の的確な判断が未熟な新人看護師は、勤務中は常に緊張の連続です。加えて夜勤などの変則的な勤務体制は、肉体的にも大きな負担になっています。ゆえに、仕事が終わると身も心もクタクタということも多いです。仕事上のミスで大きく落ち込み、先輩看護師や医師の言葉に傷つき、「自分はこの仕事に向いてないのでは?」と一人で悶々と思い悩むことも少なくありません。

人間関係

病院の特徴も教育プログラムも看護感も、よく調べてから病院を決めて、全て理想どおりの病院でも、これだけはわからなっかたというものがあります。それは「職場の人間関係」です。看護および医療は「チーム」で行うものです。ですから、このチームの人間関係が悪いことは、仕事を続ける上で致命的な欠陥になります。多少のハードな勤務も、厳しい仕事も、チームの人間関係がよければ乗り越えられるということも多々あります。「人間関係」は、第二新卒の時期に限らず全ての看護師の転職理由の上位に残念ながらいつも入っている項目です。

労働条件

労働条件は、就職以前に交渉、検討できる部分ですから、100%満足とはいかないまでも、ある程度納得した上での就職になっていることが多いです。しかし、働いてみると残業が予想以上の多かった、手当てがつかないなど、面接の時とは違いが出てくることもあります。改善されない場合は、本意ではなくても、より条件のいいところへの転職もやむを得ないのかもしれません。

 

転職相談R子
「看護師という仕事に対する理想と現実の違い」という言葉はまさに私の辞めたい理由ですね。「肉体的、精神的疲労」で言えば思ってたより激務で忙しいですし体力持ちませんし勉強もしないといけないし・・・。「人間関係」というのも理解できるし、なんだか全て当てはまっているような気が・・・。
キャリ姉
自分の能力と現場で求められる能力とのギャップは多くの新人看護師がぶちあたる壁ですね。「肉体的、精神的疲労」「人間関係」なども第二新卒の看護師に多い悩みです。

仕事上で壁にぶつかってもちろん実際に転職してしまう看護師もいるわけなんですが、第二新卒で看護師が転職するというのはもちろん「時期尚早だ」だという意見もあれば「職場はたくさんあるから合わないならすぐ辞めた方がいい」という意見もあって様々です。確かに、看護師1-3年目は、看護学校で学んだことを、実際に臨床の場で見て、聞いて、実践して身に付け、これからの基礎となる力をつけるとても大切な時期です。病院側も、新人看護師が即戦力となるための教育プログラムをたて、熱心に教育をしてくれるでしょうから、この機会を逃す手はありません。多くの病院が取り入れている新人教育プログラムでは、1年目はプリセプティとして看護の基礎を学び、2年目でひとり立ち、3年目でプリセプターとなって新人指導係を主体的に行う、という流れで初期研修が完結することとなっていますよね。せっかく看護師の免許を取り、数ある医療機関の中から選んだ就職先、できれば数年はそこで基礎から応用力まで身につけたいものです。しかし、劣悪な労働環境や、雇用状態、教育制度の不備、耐え難い人間関係など、看護師の仕事を続けていくことが困難な状態の職場で我慢を重ねることは、新人看護師を必要以上に疲れさせ、最悪の場合、看護師の仕事そのものを失望へと招いてしまうこともあると私は思います。

転職相談R子
キャリ姉さんは「職場はたくさんあるから合わないならすぐ辞めた方がいい」派なんですか?
キャリ姉
いえケースバイケースだと思っています。現状を冷静に判断して、必要であれば、たとえ第二新卒の時期でも転職して、よりよい労働環境に身をおくことが大切です。決して「すぐ辞めてもいい!」と言ってるわけではありません。自分の状況をできれば第三者と冷静に判断して最善の行動をとろうということです。「やっぱり1年ぐらいは働かないと病院に悪い」とか、「履歴書に傷がつく」…そんな呪縛は取り払った方がいいと思っています。

 

2.新人看護師の1年以内離職率は?病院規模による違いは?

転職相談R子
確かに第二新卒でも逃げ出すような辞め方はよくないですよね。でもブラック病院などもあるので冷静に判断が必要ですね。そういう意味では第二新卒での看護師転職の是非はケースバイケースですよね。でも実際、第二新卒の時期に勇気を出して辞めるとなると、気持ちとしてはやっぱり経験も浅く不安も募る人が多いですよね?私も含めてですが・・・。
キャリ姉
おっしゃるように「新人ですぐに辞めるのなんて自分だけでは・・・」と不安になりますよね。転職相談R子さんに1つデータを紹介します。そんな日本看護師協会の調査によりますと、2016年の新卒看護師の離職率は7・6%と、1割弱の新人看護師が、何らかの理由で勤務先を退職しているというデータが出ています。そういう意味で「意外と辞める人もいるんだ」という気持ちで、まずは自分の状況を冷静に判断しましょう。ここでいう「新人看護師」は上記の第二新卒(新卒1-3年)ではなく1年以内というデータですね。

 

新人看護師1年以内離職率

転職相談R子
1年以内に1割弱の看護師がやめてるんですね。しかも毎年同じくらいの数字で推移しているということは新人看護師の転職の市場も一定程度成熟しているような印象も受けますね。少し安心しました。
キャリ姉
さらにもう1つデータを。出展は上記の看護協会のデータと同じですが、1年以内で辞めた看護師の「病床規模別の離職率」を公表したデータがあります(※母数は3,289人)。このデータを見ると、新人看護師は小規模病院では離職率が特に高い傾向にあるということが言えます。これは上記で説明した「第二新卒の看護師の離職理由」に教育プログラムが整っていない」「人間関係」などが入っていることと関連していると思います。小規模病院の方が教育プログラムの充実度は低い傾向がありますし、人間関係も閉鎖的な傾向があります。新人さんは大規模病院の方が定着率は高いというのは1つ言えるのかもしれません。もちろん全てではなく1つの傾向としてです。

 

病床規模別の新人看護師離職率

転職相談R子
私の病院は病床130くらいだから割と高い方に入りますね。貴重なデータありがとうございます。

 

3.第二新卒で転職する看護師で躊躇する人がなぜ多いか?

転職相談R子
1割弱は看護師も1年で辞めると言われると少し安心しますが若手看護師で転職に不安に思う人は多いですよね。
キャリ姉
おっしゃる通り、第二新卒の看護師はそこそこキャリアがある看護師に比べて再就職になかなか踏み切れない人が多いと思います。第二新卒の人がすぐに再就職に踏み切れない理由には、次のようなものが多いと私は思います。

 

・同じ失敗をするのが怖い

例えば、初めて就職した病院で人間関係に躓いた看護師は「また先輩にいじめられたらどうしよう」「プリセプターになった人と性格が合わなかったら辛い」と、人間関係での失敗がトラウマになってしまいます。また、仕事上での大失敗が原因で怖くて職場に行けなくなってしまった看護師も、同じようなことを繰り返してしまう自分を想像して踏み切れなくなっていきます。

・自分の経験に自信がない

看護師経験が浅いままに退職してしまった人のほとんどは、自分に自信を持つことが出来なくなっています。学生時代からの看護師仲間がきちんと初期研修を受けて成長していっている様子を想像するたびに、「それに比べて私は落ちこぼれ…」「どんなに頑張ったとしても、もうずっと追いつけないままだろうな」と考えて、マイナス思考の悪循環に入ってしまう傾向があります。またこの自信の無さが原因となって、新しい職場で同じ学年の看護師たちと対等に付き合っていけるかどうかという、新たな不安要素を生み出しているケースもあります。

・自分に向いている看護師の職務がわからない

「学生の頃はやりたいことや適性を把握していたはずなのに、いざ就職してみたら自分が思っているのとは全然違った」「そもそも学生時代の就職活動の時点から、何に興味があるのかわからないまま、教官にすすめられた病院を就職先として選び、働いてみたら毎日憂鬱だ」、このような理由で早期退職をしてしまった場合、自分に向いている職場・診療科云々の話をさらに超えて、「看護師を続けていっていいのか?」という深みにはまってしまう人もいます。

 

キャリ姉
この他にも、第二新卒の看護師が転職に踏み切れないのは様々な理由が潜んでいることは確かです。しかも、仕事に関することが原因での早期退職だけではなく、結婚・妊娠・出産や家庭内の問題、体調不良など、複数の原因が重なりあった結果、退職に踏み切っている場合も意外に多いです。看護師は女性がほとんどですので女性ならではの問題も多いのです。
転職相談R子
一種のトラウマみたいな感じのメンタルになりますよね。。「一度就職にうまくいかなかったし・・・」みたいな。
キャリ姉
そういうメンタルになってしまう人多いです。早期退職してしまった人のことを、「我慢が足りないだけ」「すぐに辞める人は、どうせどこに行っても続かない」「我がままな性格だからすぐに辞める」と決めつけてしまう人が多いというのもあるかもしれないですね。しかし早期退職を選んだ人が全て我がままで、辛抱が足りない人ではないはずです。自分を責めるのではなく、やむを得ない事情が複雑に絡み合った結果、自分自身が選んだひとつの答えだと受け止めてみることが大切です。

 

4.第二新卒の転職の成功事例も多い

キャリ姉
続けます。第二新卒の看護師など、早期退職者は自分自身のことを過小評価してしまいがちですが、実際には早期退職した後、自分に合う形の第二新卒の求人を見つけて活き活きと働いている先輩看護師はたくさんいます。もちろんこうした看護師たちも転職してからしばらくは、転職前に不安に思っているのと同じような気持ちを抱えていたはずです。ですが、逆境を乗り越えた先輩看護師たちの中には「早期退職の経験も、自分にとっては大きな糧になった」「第二新卒という不安を乗り越えたからこそ、見えてきたことがある」という人もいます。
転職相談R子
第二新卒の転職の成功事例聞きたいです。
キャリ姉
私が担当した看護師さんで、第二新卒で再就職したことがかえってプラスに働いたという経験がある人の意見をいくつか挙げると、「病院の条件面だけではなく、人間関係や雰囲気等のソフト面も重視して職場選びをした結果、第二新卒での転職がうまくいった」「他院に行くと意外と早期退職経験者がたくさんいて安心できた」等の意見がありました。その他「1度転職してみると吹っ切れた」「ここがダメでもまた次があると思えることで、閉塞感を感じることがなくなった」という意見もありました。第二新卒の転職でうまく行っている人が多いのも事実です。

特に卒業生の多くが選ぶ看護学校の母体病院に就職したけれど上手くいかなかったという人の場合、早期退職をしたことで同級生たちと自分を比べて落ち込むことがなくなり、開放的な気持ちになれることが多いですんね。学生時代、同級生の影響や学内の進路指導だけを頼りに「ただ何となく病院選びをしてしまった」「大きな病院=しっかりとしていて成長できる職場、と思い込んで就職先を決めてしまった」という人は意外と多く、教育プログラムがいくら充実している病院でも、それが自分の個性に合うとは限りません。

「石の上にも3年」…よく聞く言葉です。きっと、転職をしたいけどできない新人看護師さんの胸の中にもある言葉でしょう。もちろん、ひとつの勤務先で、長く勤めることができれば理想的ですが、自分が描いていた看護師像に近づくために「転職」を選ぶことは、珍しいことでも、タブーでもないのです。

 

5.第二新卒の看護師転職でオススメの条件

転職相談R子
キャリ姉さん的にはどんな職場が第二新卒の看護師さんにはお勧めですか?
キャリ姉
先述の通り、もちろん個々の今の悩みを解消できる病院がいいんです。なので一概にこの病院とは言えないですが、私の経験上、こういう病院への転職事例に成功の例が多かったという例を挙げてみます。当然「第二新卒で転職したい看護師に多い理由」の背中合わせになってきてはしまいますが。

 

・教育制度の整った病院

上記の説明で小規模病院ほど新人看護師の離職率が高いという点を説明しましたが、これは教育環境の話も関係あります。どうしても小規模病院では教育プログラムが未完成だったりするところも多く、それを不満に思う新人看護師さんも多いです。辞めた理由が教育環境の人は、今一度、しっかりとした卒後教育を受け、看護師として立派にひとり立ちするためのサポートが充実している病院がおすすめです。

・無理のない勤務ができる病院。夜勤のない病院

新人看護師はできれば病棟で交代勤務を経験して、たくさんのことを学ぶのが理想です。きっと新人看護師さん自身もそう思っていることでしょう。しかし、夜勤は肉体的にもかなりハードな仕事。中にはどうしても体がついていかない人もいるでしょう。そんな時は「看護師は二交代しなくちゃ!」と無理をせず、自分の体力にあった勤務ができる病院を選ぶことも、看護師を長く続ける上では大切です。新人看護師さんは、みんなから期待が寄せられるだけではなく、自分自身が過度の期待と負荷をかけてしまいがちなので、肩の力を抜いて「自分ができる看護の仕事」に就くことも忘れないでください。前職を労働環境面で退職したならば勤務環境のあった病院がおすすめです。

・人間関係のよい病院

これがわかったら、新人看護師さんだけでなく他の看護師さんも殺到するのでわかりにくく曖昧な条件とも言えますが、客観的な1つの指針としては、そこで働く看護師さんの離職率、定職率がわかると、そこが居心地がいい職場かどうかがわかります。たいてい、スタッフの入れ替わりが激しい病院というのは、人間関係や労働条件において何らかの問題があることが多いものです。このあたりは看護師転職エージェントにじっくり情報収集してもらうのがいいですね

 

 

6.第二新卒の看護師の転職体験談

キャリ姉
ここでは4名の第二新卒枠の転職経験者のコメントを紹介しますね。

体験談①24歳・2年目看護師・通勤の悩みで大学病院から転職

看護師資格取得後、一年目は大学病院で無我夢中の日々でした。慣れない仕事、学校で学んだ事と臨床での看護のギャップ、夜勤による生活リズムの変化、チーム医療の一員として医師やコメディカルや看護師仲間との人間関係、何もかもが初めての中、自分の力不足に嘆いたり、看護師としての適性を考えて落ち込んだり、挫折しながら脇目を振る暇もなく過ぎていく…そんな日々でした。

激務の中で「自分は看護師に向いていないのではないか?」「勤務がハードで体がもたない」「辞めたい」そんな事を考え出したのは1年目の終わり頃です。そもそも通勤に1時間以上かかっていたのでそれが根本のストレスにもありました。ですので「もう少し家から近い病院がいいなあ」とはずっと思っていました。しかし1年目で離職する人の割合は思ったほど多くなく実際に行動には移せませんでした。看護師としての基本的な知識はあっても実践力が伴わない新卒看護師なので行動力に欠けたんだと思います。

しかしその後2年目の最初あたりにマイナビ看護師に登録をしてキャリアアドバイザーの方と情報交換をしていくうちに結果的に家から20分くらいの病院への転職が決まりました。教育プログラムが確立されておらず、簡単なオリエンテーションの後、見よう見真似で仕事をしなくてはいけない医療機関もありますが、私の転職先は第二新卒で入る人も多い大きな病院で十分な教育環境があり新人看護師の再スタートとしては最適な病院でした。前職の時は「勤め始めて1年足らずで辞めてはいけないんじゃないか?」「仕事が辛いのは病院が悪いのではなく自分の力不足なのか?」と考えてしまう時もありましたが、 今では転職して本当によかったと思います。

 

体験談②24歳・3年目看護師・激務が原因で大学病院から転職

私は新卒で都内の大学病院に就職しましたが結果的に3年目の途中に転職しました。第二新卒の枠になると思います。

勤務2年目の時は1年目からそれほど成長した自覚もないけれど、気付けば前年より多くの事を任されるようになり責任も増したように感じて充実していました。ですが一方で体力的に激務に耐えられないと思うようにもなっていました。仕事内容には充実度を感じ始めた一方で「夜勤で体がボロボロ」「研修で自分の時間が少ない」「人間関係がうまくいかない」などの悩みも併せ持っていました。無我夢中で走っているとあまりストレスにも気づきませんが、3年目になると、自分自身、そして周りを見つめ、初めての就職先を決めた看護学生の頃よりも、自分の目指す方向性がわかるようになってきました。

「3年で辞めるなんて、長続きしない人と思われるのではないか?」と心配する気持ちもありましたが、結果的にマイナビ看護師に登録をして新しい職場を探し始めました。キャリアアドバイザーの方には体力的、精神的に限界を超えてまで今の仕事を続ける必要はないし、若い看護師は吸収力があり、新しい環境に馴染みやすいと期待される一面もあるとアドバイスされ、結果的に違う病院に転職しました。これは棚ぼたですが月収面も手取りで数万円上がりましたし家賃手当などの補助も手厚くなりました。教育制度は最初から聞いてましたが充実しています。

 

体験談③25歳・3年目看護師・専門/認定看護師の支援制度がある病院へ転職

看護師3年目だった私は、新人と呼ばれる時期を過ぎ、病院の仕組みも仕事の流れも、そして医師の性格や看護師仲間との付き合い方もわかってきた頃でした。ベテランと呼ばれるにはまだまだ早いけれど、リーダー業務のような責任のある仕事も任されるようになってきた時期でした。年齢的にも体力的にもこれからますます活躍が期待される時期だったと思います。ですが私は看護師3年目で転職を考え、実際に看護師をしました。今思い返せばこれからの自分の進む道を考える時だったのかもしれません。

看護師の仕事も3年目となると、自分の得意な分野とそうでない分野がわかってきます。例えば透析に興味があり、より深く関わりたい人は、透析を専門に扱っている医療機関への転職をしたり、専門看護師や認定看護師を目指す人は、看護師の育成に積極的で、資格取得後の活躍の場がある病院に興味を持ったりします。逆にこれまで最新医療を行っている病院で、急性期の患者さんの看護を行ってきたけれど、自分はもっとゆったりと患者さんと向き合う看護がしたいと規模の小さな療養型の施設での勤務を望む人もいます。私は将来的に 専門看護師や認定看護師の取得を目指していたので早い段階でそういう支援のある病院への転職ということで転職しました。

看護師3年目の転職で不安に感じる方もいるかもしれませんが、看護師3年目と言うと一通りの知識と技術が身に付き、一人前の看護師とは呼べないかもしれませんが、これまでの勤務で看護の基礎ができており、業務の流れや患者さんとのコミュニケーション、中にはリーダー業務を経験している看護師もおり、経験年数が浅いとは言え、新卒看護師にはない「即戦力」があります。そういう意味で転職は引く手あまたとまでは言いませんが、3年目看護師の即戦力は売り手市場に感じました。これからまだまだ成長が見込め、しかも基礎の看護実践能力がある3年目看護師は、売り手市場の看護師の転職の中でも、特に選択肢が多くありますから、自分自身のスキルを最大限評価してくれる転職先探しが可能だと思います。

 

体験談④25歳・3年目看護師・結婚相手の転勤に付いて行って転職

私は都内で看護師3年目の時に四国への転職をしました。地元へ帰ったわけではなく結婚予定の彼氏(※その時点ではまだ結婚していない)の地方転勤についていったんです。彼氏は官僚(※国家公務員)です。

医療機関にとって即戦力なる3年目看護師ですが、採用する側には「結婚してすぐに辞めてしまうのではないか?」という点で結構色々聞かれました。子供はどうするのか?などももちろん聞かれました。何も結婚は悪いことではありませんし、一人の人間としての幸せは大切です。しかし、正直言うと医療機関は、やはりできるだけ長く勤めてくれる人を雇いたいと思っていると思います。看護師3年目は、ちょうどそんなライフスタイルの転換期でもあるため、雇用する側はそのことを不安に思っているんでしょう。

私は結婚予定であることは告げましたが子供に関しては完全未定で自分でもわからなかったのでその旨を伝えて今も勤務しています。結婚の予定がある人、あるいは結婚するかもしれない人は、面接の時に、「結婚後もここで仕事を続けたいと思います。」と告げると、採用されやすくなると思います。「出来る限り長く勤める意志がある」ということをアピールするのがポイントだと思います。

 

第二新卒の看護師転職のポイント

第二新卒の看護師で転職を考えている人は、どのように就職活動を行ったらよいのでしょうか?転職サイトにも「看護師3年目募集」とは書かれていませんし、本当に自分が行きたいと思える方向性が自分だけでは分析できないかもしれません。そういう時は看護師転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談しましょう。今のあなたを冷静に評価し、経験を活かせる自分らしい看護を行える転職先を紹介してくれます。転職先の紹介だけでなく、今の職場に対する退職処理までサポートしてくれ、円満退職した後、新しい気持ちでスタートできます。マイナビ運営のマイナビ看護師が人気です。